第24章 ハロー、ニューワールド
『や、なっ…に、』
小さなガキみたいに吸って、舌先でくすぐって舌の腹で口ん中に入ってる乳首を虐めた。身を捩って居るハルカにもう片手でベッドにそっと押さえつけるようにまた揉みながら刺激をする。
……どんだけ吸っても乳は出ねえけど、感じやすいように毎度ヤる度に愛撫してたんだ。ハルカの怒りを軽く抑え込む感度。
『あっ、なん、でこんな時にすんのっ、馬鹿っ……!やめ、て…っあ!』
「オマエが俺の事嫌いなら手でも脚でも首でも斬れば良い事だろ。本当に嫌いならな……」
乳を吸うのを中断してハルカを覗き込めば、さっきまで喧嘩腰だったのに女の顔になってる。久しぶりに見たな、と懐かしみつつ眺めたら気持ちだけじゃなくてお疲れ気味な下半身も少し元気が出てきた……出てきたけどズボンにテントが出来てるワケじゃねえ。
下から覗き込むように、片手での愛撫を止めないままにハルカに問いかけた。
「オマエが別れたいっていうの、俺が嫌いだからか?さっきから嫌い嫌いって連呼しまくってさ、」
『うっ、く……ぅん、ぁ…ちがっ』
「俺…っ、僕は……ハルカを愛してるよ。愛してる、だから記憶を消そうとも前みたいにハルカを心のどこかでずっと追い求めるし、ハルカ以上に愛せる女の子なんてそうは居ない。絶対に手放したくねえの……」
手も脚も暴れるような抵抗が無くなった。
僕は自分のズボンとパンツに指を掛ける。半分ほど勃ち上がったちんこ。下半身の衣服を脱ぎ去って、片手で数度扱いたらしっかりと勃起した。
ただ、ここんところ疲れてたってのもある。ハルカのせいじゃない、フツーに特級呪術師が必要な任務が重なってそれでクソ忙しかった。ヤれても一回くらいか……超頑張っても二回。それ以上は勃たないか、中折れするダサい結末になる。
ごくり、と覚悟を僕は決める。今更中断はしないつもり。無理にでもチャンスがあるならハルカが二度と別れるなんて言えないように孕ませたい。
「なあ、ハルカ。オマエの目の前に居る男の事、好き?」
『………好き。本当は、私。悟とは離れたくはないよ…嫌いじゃない、嫌いって、言って…ごめん』