第45章 農業生活 夏 十二日目 R指定
そして、私はと言うと・・・水着姿のリヒトの上半身を思い出していた。また、引き締まった体に、ときめいてしまった。何って、いい体しているのだろうか。って、私はおじさんか!!
でも・・・あの腹筋が好きだ。大好きだ。出来るなら、ずっと撫でまわしたいくらい。・・・ごめん、リヒト。不埒な私で。
「気持ちいいね。水の中は。」
リヒトが美し過ぎて、人魚かと思ってしまった。女の私より、リヒトは綺麗だもんなぁ。水に浮かんで、ゆっくりと流されているのを私は浮き輪に掴まって見ていた。
長い水色の髪が、水の中でゆらめいて本当に綺麗だった。この世のものとは思えないくらいに。
「莉亜?」
「ん?」
いつの間にか傍にあったリヒトが、私の唇を奪う。そして、優しく笑うんだ。リヒトの腕の中に抱かれて、再び唇が重なる。
「ねぇ・・・莉亜を食べていい?莉亜の水着姿見てたら、ムラムラしちゃった。」
川の中、器用に水着をずらしては、私の中にリヒトが入って来た。人が来ないとは言え、ここは外だ。慌てふためく私を他所に、リヒトは下から突き上げてきた。
「しっかり、僕に掴まってて。」
リヒトにしがみつき、只管、リヒトから与えられる快楽を感じていた。
「莉亜の中は、本当に虜にさせられるよ。何度でも食べたくて病みつきになる。莉亜も気持ちいい?腰が揺れてる。」
「も、もうっ・・・外なのに。」
「うん、外だね。でも、僕を放したくなくて強く締め付けて来るのはどうしてだろうね?これでも、必死に我慢してるけど・・・そろそろ無理っ・・・んっ・・・。」
甘く零れるリヒトの吐息に、私は意識を持って行かれそう。
「我慢・・・しないで、莉亜も気持ちよくなって?ほら、ここ好きだよね?こうして擦られるの。」
強い刺激に、私は絶頂を迎えた。それに続き、リヒトもそのまま欲を吐き出した。
「んっ・・・ハアッ・・・病みつきになりそう。ねぇ、もっとしていい?もっと、莉亜の中に僕を注ぎたい。」
でも、ここは外だよ。外なのに・・・リヒトに求められて、全然拒めなかった。やがて、水の中にリヒトの白濁したものが流れていく。何か、こうして見ると凄く卑猥だ。
「ありがとう、莉亜。愛してるよ。」
「は、恥ずかしい・・・。」
「フフ、可愛い。そうだ、おやつ食べようか。このままで、ね?」
このまま?えっ、このまま?