【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)
第1章 はじまり
その後、少し離れたエントランスホールで遊んでいたノクティスとグラディオがやってきた。
「あれ? イグニスもう帰っちゃったの? それにしてはグレイス珍しくご機嫌だね」
「ノクトお兄ちゃん聞いて! 今週末、イグニスお泊まりしてくれるんだって!!」
「えっ! ほんとに!?
じゃあグラディオも一緒に泊まろうよ! いいでしょお父さん!?」
「あぁ、お父さんは構わないが…クレイラス、グラディオラス、良いか?」
「もちろんだ」
「ありがとうございます陛下!」
「やったーグラディオ!」
「おう!!」
(………。)
そう言ってノクティスとグラディオが拳を合わせて喜んでいる様子を、グレイスは内心複雑な気持ちで見つめていた。