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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第26章 執着


「それは…ありがとう…」

「あぁ、それに息抜きもちゃんとしている。
城の近くに美味いエボニーを淹れてくれる店があってな。仕事の合間に買いに行ったり、休日に本を持って行って過ごすこともある」

「へぇ、エボニー好きのイグニスが『美味い』って言うお店があるなんて。
イグニスの行きつけ、的な?」

イグニスのプライベートが垣間見れることに大きく興味が湧いて思わず身を乗り出す。
イグニスは私の日々のタイムスケジュールから、お城にいた時は食事内容はもちろん食べた量まで把握している様子があったけど、私の方は付き合う前までは意識的に距離を取ろうとしていたから意外と知らないことの方が多い。
そして単純に、本当は私だって好きな人のことはどんな些細なことだって知りたい。
イグニスの大好物エボニーが美味しくてお気に入りのお店だなんて、そんなの尚更一層気になり過ぎる!

「まぁそうだな。それにその店は食事やデザートもなかなか味が良くて…ふむ。もし良ければ今日一緒に行くか?」

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