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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第24章 カレシとカノジョ


「う…じゃぁ…来週末…。

次の週末はおうちデート、しよ?
今日買ったグラスやお皿使って、一緒におうちでご飯食べよう?」

「いいな、そうしよう。
何か食べたい物はあるか? 予め言ってくれれば当日オレが買って持ってこよう」

「あ、ううん、そんな気を遣わないで。
私、今日一日いっぱいイグニスにプレゼントももらったし、ランチのお店も調べてもらってたし、運転もしてもらったし。

せめて私の家での食事くらい、私に用意させて。お礼したいの」

「そんなこと、礼を言われるまでもない。グレイスこそ気を遣いすぎだ」

「そんなこと、じゃないよ。私のために色々と準備してくれたイグニスの気持ちが嬉しかったから。お返しさせて」

「ね?」とふんわり微笑むグレイスの笑顔にドキリとさせられると同時に、今日のデートを楽しんでくれたことが改めて伝わってきて心が緩まる。

「そこまで言ってくれるとはな。オレも嬉しいよ。
わかった、ではグレイスのご厚意に甘えるとしよう」

「うん、そうしてそうして。
確か来週の日曜日は公務入ってたから…土曜日で良いかな?
メニューのリクエストがあれば遠慮なく言ってね!」

「あぁ、土曜日だな。
グレイスの作るものなら何でも嬉しいからな…メニューを当日の楽しみにもしたいし、リクエストはグレイスのお任せにしておくよ」

「了解だよ、頑張るね」

こんな風にして、オレ達は次の予定は決まった。
お互いの好きという気持ちを言葉でも、恋人同士の距離感でも何度も確かめあって、記念として形に残るものも沢山出来て、今日が楽しかったから次のデートの詳細が決まって。
お互いにとって、とても心満たされる幸せな思い出一色の初デートだ。

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