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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第24章 カレシとカノジョ


そんな温もりを感じたままイグニスの後について店内に入ると、白髪交じりの人柄の良さそうな男性店員が声を掛けてきた。

「イグニス様、いらっしゃいませ。
眼鏡の具合はいかがですか」

「いつも調整ありがとうございます。
調子良く使わせてもらってます。

今日はこちらの女性にサングラスに似合うサングラスを探したくて」

「左様でございましたか。これはこれは、大切な方をご紹介くださりありがとうございます。
ではこちらへどうぞ」

店員さんへ軽く会釈をしながら二人のいつもの感じが伝わってくるやりとりを眺める。
さらりと店員さんから名前が出てくる辺り、イグニスよっぽどの常連さんなのかな。

案内された一角には、様々な色やフレームデザインのサングラスが陳列されていた。
思っていた以上に多い品揃えに視線が定まらずにいると
「気になったものがあれば試しにかけてみると良い。
顔とフレームのバランスもあるから、実際にかけると印象が違って見えることもある」
とイグニスがアドバイスしてくれた。

店員さんの方へちら、と目線を送るとその言葉に同意するように頷いている様子が見えた。

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