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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第23章 夢


ヴァニラとの通話を終了させると、画面上部に新着メッセージの通知が来ていた。

タップしてそれを表示させると、イグニスからだった。

『昨日と今日は、オレ達にとってとても良い日になったな。
これからも、こういう日を沢山作っていこう。

おやすみ、良い夢を』


「イグニス…」

彼らしいメッセージに心がぽかぽかと温かくなり、スマートフォンの画面を愛しい気持ちを込めながら指でそっと撫でた。

『メッセージありがとう。

本当にそうだね。
恋人としての二人の思い出、大切にしたい。

明後日楽しみにしてる!
おやすみなさい、イグニスも良い夢見てね』

「送信、っと」


一年前のこの頃は、こんなメッセージを送れるようになるなんて夢にも思ってなかった…スマートフォンのホーム画面に表示された5月末の日付を見てしみじみとそう思う。

この一年、特にここ一ヶ月は沢山泣いたり悩んだりしたけど、それも全部この日にたどり着くまでに必要なことだったのかなと改めて感じる。

もう二人の未来で迷うことはない。



「二人でいっぱい…幸せになろーね、イグニス…」


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