• テキストサイズ

【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第22章 FINAL FANTASYワールド


懐かしい昔話をプロンプトに聞かせながらチケットブースに並び、各々購入を済ませ入場待ちの列へと進んでいく。

時折り「えーっ!」とか「マジ? ノクト、小学生でそれはカッコ良過ぎじゃない?」と反応の良いプロンプトの声に皆が笑顔になり、
初対面のイリスも自分の記憶にある話なので会話に入りやすかったのか、自然とプロンプトと言葉を交わしている。

こういう彼の場を明るくする力や、コミュニケーション能力の高さを見ると、高校に入ってから一気にノクトと仲良くなれたのも頷ける。



『皆さま、本日は冒険と魔法の世界、FINAL FANTASY ユートピアへ、ようこそいらっしゃいました。
まもなく開園時間となりますので、お手元にチケットをご用意下さい』

列に並んでいると、笑顔で手を振るスタッフの声が聞こえてきて、『まもなく開園』という言葉に周囲がざわめき立つ。

ちなみにFINAL FANTASYワールド…通称FFワールドは、FFユートピアと呼ばれる大規模遊園地施設の一部で、ユートピア内はワールドと呼ばれるエリアとスカイと呼ばれるエリアの二つから出来ている。

エリア内には、昔からお守りなどにされ親しまれているカーバンクルや、神話の時代から語り継がれている六神と呼ばれる神々、
ルシス領内で多くの人に人気のチョコボやモーグリといったキャラクターをモチーフにしたアトラクションやショーが開催されるのが特徴だ。

一日に複数箇所で何度も行われるショーやパレードのクオリティはとても高く、それを下支えする従業員のホスピタリティーも素晴らしいとリピーターも多い遊園地だ。

/ 589ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp