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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第21章 新生活


「良かったねーノクト、ノクト想いの人がこんなに近くに二人もいてくれてさ。

あ、そうだグレイス、ちょっと聞きたいんだけどグレイスの学校って中間テストいつ?」

イグニスと手を取り合って料理の出来を喜んでいると、プロンプトから不意な質問が飛んできた。

「えっ? 中間テスト?

五月の中旬くらいだから、もう少ししたらだね~」

「お〜オレ達とタイミング一緒くらいだ、ちょうど良かった。

あのさあのさ、テスト終わった五月末くらいにさ、このメンバーで今度はFFワールド行かない?
パーッとみんなで遊ぼうよ! ねっ、イグニスも良いでしょ?」

「えーっ!! FFワールド!? 行きたい行きたいっ! ずっと行ってみたいと思ってたの!!」

「FFワールド…あの大規模遊園地のFINAL FANTASYワールドのことか?

人混みに王子と王女の二人を連れていくのはどうだろうか…」

目がキラキラしていると自分でも感じる程興奮気味に二つ返事をしたものの、横から冷静に、というかごもっともなご意見を言われて言葉に詰まる…うぅっ、それは確かにそうなんだけど…!

「ま、オレとイグニスが付き添ってんならいいんじゃねーか? 幸い二人共一般的にはそんな顔も知られてねぇし。

ノクトもグレイスも、武器召喚とシフトは出来るようになってきて、何よりグレイスもあんなに行きたがってんだ、連れて行ってやれよ」

「うんうん、すっごく行きたい。勝手に一人でふらふら歩いたりしないから。

だから、ね? イグニスも一緒に行こう?」

グラディオの援護射撃に感謝しつつ、イグニスを見つめて目でも『一緒に行きたい』と全力で訴える。

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