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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第21章 新生活


「わぁーっ今回の飯もすっげーうまそう!

グレイスもイグニスもすごいねー、やっぱ」

「えへへ、プロンプトありがとう。そうやって喜んでくれる人がいると作り甲斐もあるよ~。

あ、そうだ、プロンプトが辛いの好きって聞いてたから、コチュジャンと豆板醤ベースのソースも作ったの。良かったら、これチキンカツにつけて食べてみて?」

「おぉーっありがとう! 食べる食べる~!
こっちのもう一つ赤い色したソースは何味なの?」

「こっちは野菜が苦手なノクトお兄ちゃん用にトマトベースで作ったものなの。

ノクトお兄ちゃんはこっちのソースで食べてね!」

「オレも辛い味のソースが良かったんだけど…
まぁいっか。お前らの作る料理、旨いからな」

そうして皆それぞれに席に着く。
そして私の部屋も、ダイニングチェアが四脚しかないのでピアノ椅子を持ってきて座ることにした。
イグニスがそっちに座ろうとしてくれたけど、さすがに自宅に来てもらって、料理まで手伝ってもらって、椅子まで甘えられないとそこは断固拒否した。

サラダや温かいスープなどの副菜もいくつか用意したので、あれこれ取り分けながら五人で食事を楽しむ。

「お、このパン焼きたてのふわふわですげー旨い。
これ中何入ってんの?」

「ノクトお兄ちゃん気に入ってくれた!?
このパンね、実はニンジン入ってるの!

でもニンジンそのまま入れたんじゃなくて、バターでソテーした後、オレンジジュースで煮込んだりして甘さを感じられるようにしてあるの。イグニスと一緒に作った自信作だよ!」

「良かったじゃねーかノクト、至れり尽くせりだな」

「おー、マジで全然ニンジン臭くねーわ。ありがとな」

「どういたしまして!

やったねイグニス! ノクト兄ちゃんが美味しいってニンジン入りパン食べてくれてる!」

「あぁ、やったなグレイス。ひと手間かけた甲斐があったな」

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