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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第21章 新生活


「あっち三人で何か盛り上がってるねー。

ねぇイグニス、『やりちん』ってどういう意味なの?」

「………。

さぁな。オレにもわからないな」

ちなみに、オレが本当にこの言葉の意味を知らない訳ではない。
こめかみに青筋が浮かび上がりそうになるのを感じながら、『グレイスの前でそんな単語を出すんじゃない』という怒りを目に込めて向こうを睨む。

「ふーん? イグニスでも知らない言葉なんだ。
じゃ私も知らなくていっか」

「あぁ、そうだな。きっと俗っぽい言葉なんだろう、グレイスは知らなくて良い。

さ、そろそろテーブルに料理を並べようか」

「はーい。

みんなーお待たせ~! もうすぐ食べれるよー!」

思わぬところで、グレイスがオレを信頼して、純真無垢に育ってくれていることを実感出来て嬉しく思う…
とはいえ、『ヤリチン』などという言葉をグレイスの口から言わせたくはなかったがな…全く!

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