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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第21章 新生活


警備隊の人達には荷物を運び入れた辺りで解散してもらい、ノクトお兄ちゃん達とひたすら荷解きをして、部屋の景色が粗方スッキリしたのは大分日も暮れた頃だった。

「…よいしょっと! これで段ボールも全部潰し終わった! 

ん~~~~疲れた~でもでもみんな今日は手伝ってくれてほんとにありがと~!!!」

「どういたしまして、無事片付いてよかったね!」

「ソファーやベッドなどの大きな家具が届くのは明日の予定だったな。また雰囲気が変わるのが楽しみだな」

「そうそう、先に家具入れちゃうといきなりホコリまみれになっちゃいそうで、一日後にずらしたの」

そんなヴァニラやイグニスとの会話を聞いていたグラディオが、ふと疑問を投げかけてきた。

「ん? ベッドも? じゃ今夜グレイスは城に帰んのか?」

「いや、グレイスはオレん家に泊まる予定」

何でもないことと言ったように今夜の私の宿泊場所を口にした己の主であるノクトお兄ちゃんをグラディオは驚愕の表情で見やり、あろうことかこう言葉を続けた。

「はぁ!? ノクトの!? マジで言ってんのかお前ら! いくら兄妹だっつっても高校生だぞ!?

…ま、ま、まさか…!!

グレイスが言ってた永遠の片思いの相手ってノク…」
「ちょっとグラディオいい加減にしてくれる!? そんなんじゃないから!

…はい、ほらまたヴァニラがドン引きしてるよ~~~」

「もうほんと信じらんない…何でグラディオっていつもこんなありえない恋の選択肢持ち出してくるの…?

恋愛観が緩すぎる人って怖い…」

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