【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)
第2章 楽しいお泊まり
ひとしきり遊んだ後、オレとグレイスは一足先に上がることにした。
「まだまだ! これならどうだ!」
「うぉ!? ノクト、洗面器はズリーだろ!」
浴室からはばっしゃんばっしゃんと派手にお湯が跳ねる音を耳にしながら、オレはグレイスの身体が冷えないよう着替えを手伝い、その後自分のパジャマを手早く着た。
「すごーい、まだやってる」
「あの調子じゃ浴槽のお湯が無くなるまで出てこなさそうだな。
さ、グレイスは湯冷めしないようにドライヤーをしようね」
「はーい」
結局、その後ノクトとグラディオが出て来たのは、オレ達の湯上りの熱もすっかり落ち着いた頃だった。
「あっちぃ~~~すげー疲れた…」
「僕も…イグニス、お水ちょーだーい…」
「わー! 二人ともタコさんみたいに真っ赤!」
「仕方ないな…と、その前に身体をしっかり拭いてから出てこないか!
ノクトだけじゃなくグラディオまでびしょびしょじゃないか!」
「「今はむり~~~」」