【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)
第2章 楽しいお泊まり
「あーもうさっきのシャワーほんと冷たかったー」
「ノクトお兄ちゃんがあんなことするからだよ~」
出だしから大騒ぎになりながらも、ようやく四人一緒に湯船に入る。
「湯船に浸かっているんだから風邪をひく心配はないと思ってな。それに、水が当たるのがイヤならお湯に潜れば良かったんだぞ」
「あ! そっか…。でも僕まだお顔水につけるの怖いもん…」
「軟弱者」
「グラディオうるさーい。よーし次はシャボン玉しよ!」
「グレイスもやるー!」
四人で吹いていると、浴室のあちらこちらにシャボン玉の泡がきらきらと輝き、浴槽のフチや床に溜まっていく。
「お風呂場だからシャボン玉割れなくてキレイ~」
「でも風がないからすぐ下に落ちちゃうね」
「明日王立公園に連れて行ってくれるそうだから、そこでやるのもいいかもしれないな」
「お、じゃあここはやっぱ水鉄砲の出番か」
「いいね! イグニス、今度は正々堂々正面からいくからね!」
「受けて立とう」