【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)
第2章 楽しいお泊まり
「よ~し僕が一番のりだー!」
「いいやオレだぁ!」
「待て二人共! ちゃんとかけ湯をしてかr…」
どっぼーーーーーん!!!!!
「あー…」
「全く! お前達以外にも入るんだぞ!? はぁ…今更な気もするがグレイス、ひとまずシャワーで身体を流すから、後ろを向いてくr…ぶはっ!?」
「へっへー、イグニス隙アリー」
浴槽を見ると、早くも水鉄砲を手にしたノクトお兄ちゃんがドヤ顔でこちらを見ている…
「ノクト、うまいことやるじゃねぇか」
「まぁね」
「びっくりした…
イグニス、目や耳にお水入らなかった? 大丈夫?」
「ありがとうグレイス、大丈夫だよ」
心配してくれるグレイスに安心させるため笑顔で返事をした後、オレは真顔でノクトの方に向き直る。
「いきなりやってくれたな…。
ところでノクト、オレが今手に持ってるものが何かわかるか?」
「えっ? ぁっ…まさか…、イグニス待って待って!」
「待たない。全力で行く!」
ブシャーーー!!!
「うわ~~!! 冷たーーー!!」
「やめろイグニス! オレにもかかる!!」
こうしてオレはシャワーを全開にして、適温になる前の冷水できっちりとノクトにお返しをした。