第82章 瞳の中の暗殺者14
コナンside
目暮「その後間もなく、奈良沢、芝両刑事は所轄署に異動になった。ところが最近になって、佐藤くんが勤務時間外に何か捜査しているのを白鳥君が気づいた…」
白鳥「彼女は奈良沢刑事に頼まれて、芝刑事と3人で、1年前の事件を調べ直していました」
★★
次の日
検査を終え、お見舞いに来てくれた博士達と中庭で話す
歩美「私、吉田歩美!灰原哀ちゃんに円谷光彦くん…そして、小嶋元太くん」
貴「……ごめんね…何も覚えてなくて」
光彦「そんな…遊んでくれたじゃないですか」
歩美「怜花お姉さん…」
哀(…怜花さん…)
阿笠「ワシのことも覚えとらんか?阿笠博士じゃ、君と一緒に住んでる。君の幼馴染の工藤新一君の隣に住んでる天才科学者じゃよ!」
貴「くどう…しんいち…」
コナン「…えっ?新一兄ちゃんのこと覚えてるの?」
貴「…いえ、ごめんなさい」
哀「ッ!?」
コナン「どうした?灰原…」
哀「今、誰かがじっと見つめていたような…」
コナン「えっ!?」
哀「気のせいね…」
怜花が疲れた為病室に戻る、松田刑事達も来てくれた
貴「ごめんなさい…少し疲れちゃって…」
蘭「いいの!ゆっくり休んで…」
コト…
コナン「誰!?」
入口に人の気配があり、追いかけるが逃げられる
コナン「クソッ!」
松田「どうした?坊主」
コナン「ねぇ!もしかしたら怜花姉さん、佐藤刑事が撃たれた時、犯人の顔を見てるんじゃない?」
小五郎「何っ!?」
コナン「だとしたら犯人は、怜花姉さんの命を狙うかも知れないよ!!」
松/萩「…」
しばらくして、目暮刑事達がやってくる
蘭「お待ちしてました」
目暮「安心してくれ!松田君と萩原君が交替でガードするから!頼むぞ、2人とも!」
萩原「勿論!命に換えても」
松田「絶対に、護り抜くんで」
コナン(この2人だけ、覚悟半端ないな……)
松田刑事達が真剣な表情で伝える言葉には、強い気持ちがある…怜花への気持ちだ
この2人も、幼馴染を大事に思ってるから