第77章 瞳の中の暗殺者9
松田side
萩原「怜花ちゃん!!」
松田「おい、怜花!大丈夫か!!おいっ」
蘭「怜花!!」
コナン「怜花姉さんは気を失なってるだけだよ!重症なのは…」
高木「佐藤さん!しっかりしてください!」
伊達「おいっ!佐藤!」
俺は怜花を抱えながら叫ぶ、外傷はなく無傷だが佐藤の方は意識がなく、必死に声をかける高木や伊達
目暮「こ、これは!?」
遅れて目暮警部達がやって来る
小田切「目暮!救急車だっ!白鳥!ホテルのすべての出入り口を封鎖しろ!!」
コナン(弾は空か…9ミリ口径のオートマチック…同じ犯人だ!しかし…なぜ、懐中電灯が…?怜花が目を覚ませば分かるけど…くそっ、怜花…)
未だに目を覚まさない怜花を俺や萩原、眼鏡の坊主達は悔しい気持ちで見ていた
白鳥「急げっ!!すべての出入り口を封鎖だ!!」
小田切「子供を除く全員の硝煙反応を調べろっ!!例外はないっ!!私を含む警察官も一人残らずだっ!!もちろん!ここにいるバカ者もな!!」
敏也「…」
アイツ、まだいたのか………今そんな事、どーでも良い。今は、怜花や佐藤の無事を祈らねーと
しばらくして、救急車が到着し怜花と佐藤は運ばれる。
★★
?side
米花薬師野病院
貴「…」パチ
蘭「!怜花、目が覚めた?!」
園子「大丈夫?どこか怪我してない?」
貴「…」
……どこ、ここ……この人達は、いったい……誰…
私は………誰だっけ…
蘭「…れい、か…?」
貴「……すみません……貴方達は、誰ですか…?」
蘭/園子「っ!!」
私が、そう言うと2人は驚き悲痛な表情をしながらどこかに走り去る
★★
コナンside
白鳥「目暮警部、佐藤さんの容態は?」
目暮「弾のひとつが心臓近くで止まっている…助かるかどうかは、五分五分だそうだ…」
白鳥「!?」
英理「警部さん、怜花ちゃんは?」
目暮「幸い外傷はありませんが、まだ意識が戻りません。病室はこの奥です…蘭君達が、先に行ってます」
妃さんは、怜花が居る病室に向かう
コナン(俺も行きてぇけど、怜花は大丈夫だ。ただ、あの懐中電灯が気になる。もしかして…)