第70章 瞳の中の暗殺者2
コナンside
蘭『ねぇ、3人でまた行こうよ!トロピカルランド!』
コナン(新一)「え?」
蘭『だって、あの日から一度も行ってないんだよ!怜花も行きたがってるよ!?』
そりゃ、俺だって怜花と行きてぇーけどよ……あの日から小さくなったからな……コナンとしてならいつでも行けっけど
コナン(新一)「悪い、蘭。まだ関わってる事件があるからまた電話するよ。じゃあな」
蘭『な、ちょっ』
急いで電話を切り、公衆電話前を通りかかった歩美達を追いかけていく
元太「アイツの参ったって顔、早く見てーなぁ!」
光彦「これならコナン君でも、絶対わかりませんよ!」
コナン「なにしてんだよ、オメェら」
歩美「コナン君!」
光彦「ちょうど良かった!今、コナン君の家へ行こうとしてたんです!」
元太「3人で考えたとっておきのクイズがあるんだぜ!」
貴「…あれ?皆」
コナン「!怜花っ!!……お姉さん、どうしてここに?」
貴「コンビニ寄ったんだよ、皆は?」
光彦「僕達、コナン君にクイズを考えてきたんです!」
偶然通りかかった怜花も加えて、光彦達からクイズが出題される
歩美「いくよ?灰原さんに、コナン君ってどんな人だと思う?って聞いたら、 月を見ながら…夏じゃないって答えたの」
光彦「灰原さんは、1、コナン君をほめた…2、コナンくんをけなした…さぁ、どちらでしょう?」
コナン「夏じゃない…月…分かった!答えは2だ!」
光彦「えっ!?ど、どうしてですか?」
コナン「夏の月は、6月、7月、8月だ!で、ロク・ナ・ヤツじゃない!」
歩美「すごーい!」
貴「ま、クイズがあろうとなかろうと哀がコナンを褒める事ってなくない?」←
コナン「おい…」ムス
チカチカ
渡ろうとしている横断歩道が、青信号が点滅する
元太「あ、渡ろうぜ!」
?「コラッ!渡っちゃいかん!」
全「!?」
?「青の点滅は黄色と同じなんだ!次の青信号になるまで待ちなさい!」
3人「はぁーい…」
スーツ姿のおじさんに、怒鳴られる俺達
光彦「怒られちゃいましたね…」
歩美「しょうがないよ、あのおじさんの言う通りだから…」
コナン「…」