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新一の幼馴染は最強美女(劇場版)

第66章 11人目のストライカー36


コナンside


……上等だぜ、オメーら

やり取りに唖然とする中岡さんを、後ろで感じながらもボールに足を置く。

俺はメガネを外すと、地面に投げ捨てる






…ゴールポストは瓦礫で直接狙えねーけど、あのシュートなら。

思い出せ、サッカー教室で教わったあのフリーキックを…!




頭の片隅にあった記憶。

…見えた。




ボールはインフロントに当て…


蹴ると言うより、擦り上げる感じで…






──“打つ”!!





コナン「いっけぇぇ!!」

中岡「無理だ、あの角度じゃ曲がりきれ…っ、なに!?」



コナン「曲がれぇぇ!!」






ボールは勢いよく宙を進む。

そして、ギリギリの角度で曲がったボールは、大きく音を立ててゴールポストに当たり……ゴールを抜けた



ゆっくりと顔を上げて電光掲示板を見ると、残り0.15秒のところで止まっている。





コナン「…はは」


安堵に体の力が抜けて後ろに座ると、微かに肩を揺らして笑う。




中岡「…大したガキだ」


そう呟くように言ったのに中岡さんをじっと見つめると、彼は小さく微笑む





中岡「11人目のストライカーは、お前だったんだな…江戸川コナン」






















★★



貴方side



試合は終わりを向え、国立競技場から帰っていく人達がたくさん



今は、蘭達と分かれ新一からの電話に出ていた

そして、新一の報告にて爆弾を止め犯人の中岡さんを捕まえた事を伝えられる


そう、全てこの事件は幕を閉じた











真田「…!怜花ちゃん!」

貴「?!さ、真田さん?」


真田「ちょい付き合って!」

貴「え、ちょ」



試合終わりのはずなのに、汗だくになりながら現れた真田さんは会場の人気のない場所に私を引っ張る


















★★




貴「どうしたんですか?」

真田「……応援してくれて、ありがとうな。声、しっかり届いたわ」


貴「…真田さんも、あんなプレッシャーの中プレーして……本当に凄かったですよ」

真田「っそうか!?ヒデさんや比護さん追い越せると思うか?!」キラキラ


貴「え…それは、ちょっと分からな」










比護「それは、まだ早い」

赤木「調子にのるなよ、真田?」
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