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新一の幼馴染は最強美女(劇場版)

第45章 11人目のストライカー15


貴方side


コナン「スゲーッ!教えてくれたフリーキックと同じだ!流石だぜ!」


正面メインスタンドで観戦していたコナンが思わず立ち上がってガッツポーズをすると





歩美「ちょっとコナン君!どっちを応援してるの!?」

光彦「いくら遠藤選手が、この前フリーキックを見せてくれたからって…」

元太「江戸っ子が大阪のチームを応援するなよな!」



並んで座っていた歩美ちゃん、光彦君、元太君が避難する





コナン「わーったよ」



コナンは座ると、隣の席の哀がかぶっていた帽子をコナンの頭にポンとのせる。


哀「はい。それかぶって、貴方もスピリッツを応援しなさい」

コナン「え?だっておめー…」

哀「大丈夫。私は新しいの買ったから」



哀はそう言って取り出した別の帽子をかぶる。

その帽子の正面には、やっぱり比護さんが所属するビッグ大阪のエンブレムがつけられてる。




コナン「お前…」

哀「カン違いしないで。色が気に入っただけよ」


コナン「てか、怜花も同じ帽子じゃねーか!」

貴「え……ああ。サッカーは詳しくないし、哀が応援する所被ってるだけだよ」

コナン「…」
















☆☆


東都スタジアムでは、開閉式屋根が開かれたピッチで選手が激しい攻防を繰り広げている。

ガンバの選手が放ったボレーシュートをスピリッツのゴールキーパーがはじき出すと、スピリッツの選手がそのボールを受けて一斉にカウンター攻撃を仕掛ける


歩美「やったー!」

光彦「カウンターですよ!」

元太「行けー!!」




コナン「スゲー…ん…?」

哀「どうしたの?」



コナン「いや、皆居ると思ってよ…」

貴「皆?」

コナン「サッカー教室に居た人達」
















その頃、東京スピリッツとガンバ大阪の白熱した試合が続いていた


スピリッツの植村選手が左サイドをドリブルで駆け上がりロングパスを蹴る


ゴール前に走りこんだ赤木選手がセンタリングされたボールに飛び込み、ヘディングシュートを決める







野本『ゴール!スピリッツ、赤木と植村のコンビで得点です!』






野本アナウンサーが叫ぶと電光掲示板に1-1と表示され、歩美ちゃん達が飛び上がって喜んだ




光彦「やったー!」

歩美「ヒデー!」
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