第4章 ゼロの執行人4
コナンside
__
安室さんは、ポアロの中に入り追うように怜花も入るが……数分して怜花は店から出てくる
先程とは違い、落ち込んでる様子で
コナン「怜花……何か、あったのかよ?」
貴「………なんか、事件に首突っ込むなってさ。迷惑みたい」
コナン「はぁ!?」
泣きそうな表情の幼馴染に、怒りが燃え上がる
あの人、コイツにまで冷たくして、何考えてるんだよ…
俺の推理が正しければ、危険にしない為だろうが言い方に関しては許せない
貴「……迷惑って言われても、私は身内が容疑かけられてる。それに、親友も悲しんでる。そんな状況で…引く事は出来ない」
コナン「…ああ、俺も同じだ。一刻も早く解決しねーと」
ここだと安室さんに聞かれる恐れがある為、場所を移動する
★★
貴方side 博士ん家
コナン「現場の高圧ケーブルが入った格納扉から、おっちゃんの指紋が見つかって、おっちゃんのパソコンからはサミットの予定表と国際会議場の見取り図が見つかったんだ」
コナンから詳しく経緯を聞く
貴「…おかしい。小五郎さんは機械類苦手なのに、どうやって入れたんだよ。確かに、明らかに仕組まれてる」
コナン「これは事故じゃない。真犯人が見つかるまで、公安である安室さんがおっちゃんを犯人に仕立てたんだ。もっと詳しく調べられるように。おっちゃんはもともと刑事だし、指紋も警察のデータベースに残っているはず」
貴「前は、刑事だもんね」
コナン「公安警察なら、現場に指紋を残したり、パソコンに細工をして資料を残すこともできるはず。……なんか、安室さんや幼馴染の人から聞いてねーか?」
貴「分からない。そもそも、軽々しく話す人達だと思う?」
コナン「…思わねーけど」
陣平さんや研二さん以上に、口が硬い零さんとヒロさん。
組織に居る事もあり、その辺は流石としか言いようがないが
コナン「とにかく、おっちゃんの無罪を証明しないと。蘭はきっと、妃先生のところに行く」
貴「妃さんか。…でも、身内の弁護は出来ないんじゃ?」
コナン「代わりの弁護士を捜すことになると思うぜ」
貴「……私は、哀と情報探しするよ」
コナン「頼む」
その日は、それで分かれ1日が過ぎる