第8章 仲直りの仕方(S.I)
「きもちい、きもちいの、ああん、そこ、そこ、あ、あ、」
おいしそうに舐めてくれるから、つい私も彼の頭に手を添え押し付けてしまう。いやらしく音を立てながら愛液をすすり、大きく勃起したクリトリスを舐め回され強く吸われるのを繰り返され、簡単に何回も絶頂を迎える。
2本の指で中をぐちゃぐちゃにしながらクリトリスを舌で可愛がってくれる。そうなると潮を噴くのが止まらなくなる。イってもイっても舐め続けられ、どぷどぷと潮を噴いても彼の指は止まらない。
自分の力で身体を動かすことができなくなるまでバスルームで犯され続けた。
バスタオルに包まれベッドに運ばれる。「水飲む?」と聞かれて「ん、」となんとか喉から絞り出して答えると口移しで飲まされる。数回繰り返すうちにまた舌を絡め合って求め合う。
うつ伏せにされ後ろから彼が入ってくる。肌がぶつかり合う音がするほどに強く打ち付けられ、枯れたと思っていた喉からはまだ喘ぐ声が出てくる。
「あぁっあっおく、おくまでっ、ぅああ、きもち、きもちいっ」
「きもちいね、すごいもんナカ、握られてるみたい…あぁ〜、たまんね…」
枕に顔を埋め声を上げずにイってしまった。
「勝手にイったの…?言わなきゃダメじゃん…次は教えてよ」
繋がったままぐるりと身体を回され向かいあった。その刺激でまたイけそう。
裸で隙間なくぴったり抱き合う。しっとりとした肌が気持ちいい。
「あみ、ごめんね」
ゆるゆると腰を揺らしながら彼が言う。
「俺の推しはあみらしいわ…友達に言われた。推しの幸せは自分の幸せだって。なんか腑に落ちてさ…」
話しながら合間にちゅ、ちゅ、とキスをする。
「そう思ったらあみが推し活で楽しそうなの、一緒に楽しめそうだよ」
汗で額に張り付いた髪の毛を取ってくれながら微笑んでくれる。
悲しかった2週間がふっとんでいく。
「私も、ごめんね…あなたが知らないとこで女の人と…共通の趣味の仲間でも仲良くされたらきっと穏やかじゃいられないのに、」
改めて、ゆっくりとキスをした。
「愛してる。今日、めっちゃキレイだった」
「私も、愛してる…あなたもかっこよかったよ…」