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彼らとの夜 King Gnu R18

第2章 子犬な彼(S.I)


「お願い、シャワー浴びたい…」

朝から働き通しの体で抱かれたくなくてそう言うと

「はい」

と私の体を再び抱き上げバスルームへ連れて行ってくれた。
一緒に中に入ると自分の服を素早く脱ぎ去り私のショーツも脱がせてくれて脱衣所へぽんと放り投げた。

バスルームは暗いままで脱衣所の灯りだけなのが嬉しかった。全部見られるのは恥ずかしいし…

薄暗い中で抱き合った。私の頭は背の高い彼の鎖骨のあたりだった。

ふと、頬にあたる感触に気がついた。

「ん?まさか、胸毛…ある?」

「あっ…少し、生えてます…嫌ですか?」

「胸毛は、ヤバい…」

「あぁ、ダメっすか…」

私から離れようとする彼を止めた。

「逆!めちゃくちゃ興奮するの!かわいい顔して胸毛なんか生やして…!ギャップたまらん!」

「あ、あぁ。それは、よかったです」

喜ぶ私に面食らったようだった。

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