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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第44章 3度目のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「小野寺様ですね、
お待ちしておりました。お部屋に
ご案内をさせて頂きます」

仲居さんに案内して貰って
食事をする個室に通された

8畳ほどの大きさの和室で
まだ食べる前から既に
カニの匂いがする気がする

机の上には
カニスキにもカニしゃぶにも
出来る出汁の入った土鍋と
焼きガニが出来るグリルが置いてあって

綺麗にカットされたカニが
大皿に並んでいた
仲居さんから簡単に食べ方の
レクチャーを受けて
後は好きにしなさいと言うスタイルだ

最後に〆の雑炊は
あちらが調理をしてくれるらしく
フロントに電話をして欲しいと
言い残して注文した
ウーロン茶を受け取った

茶碗蒸しと天ぷらは
途中で持って来ると言う事だった

「結構アバウトなんだな、
まぁ、民宿だからか…。
用意はして置いたから、後は
好きにしろと言う事か…確かに
カニはサイズも大きいし
鮮度も良さそうな感じだが…」

「食べログとかのグルメサイトの
口コミとかも結構高評価
だったから、カニは間違いないかなぁって。
でも、ホラ…ちょっとね、
建物とか年季入ってる感じだから
泊まったりとかはなぁって」

「それに相当、壁が薄いな
隣の会話が筒抜けそうだ…」

そう会話をしつつも
カニは全て生で食べてもいい鮮度だけど
灰汁が強いから生は数本にして置いて
軽くしゃぶしゃぶで半生で食べるのが
美味しい食べ方だと
簡単に殻を外せるカットがしてあると
そう言っていたので

言われた通りに根元も持って
残ってる殻を切り込みに沿って割って
根元を持って引っ張ると

気持ちいいぐらいに
スルスルと身が殻から外れる

「ちょ、杏寿郎。コレ凄くない?
カニフォーク用意してあるけど
要らない感じなんだけど…ヤバいっ」

「焼きガニも焼くか?
カニ味噌もあるから、
付けて食べるだろう?」

後…カニをお腹いっぱい
堪能したんだけど

純粋にカニだけで
お腹いっぱいになるとか

もうしばらくカニは見たくないって程で

食事を済ませると
頼んでいた家族風呂に案内される

本館とは別の独立した建物で
家族風呂は最近増設したらしく
まだ二年だと言うだけあって

小さいながらに2人で入るなら
十分な大きさだったし
温泉の話を丁度昨日してたから

温泉も頼んどいて良かったなぁって思った





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