第43章 3度目のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
そのまま ベットまで
お姫様抱っこで運ばれて降ろされると
杏寿郎がキスをして来て
「んっ、ぁ、ふあ…んッ」
そのまま 頬 耳へと
彼のキスが移って行って
首筋から喉 鎖骨へと
次々にキスを落とされる
「んっ、あっ、杏寿郎ちょっと、待ってッ」
「あまり、待つつもりはないんだが?
どうしたんだ?みくり。
俺は今、君で忙しいから…、手短に言ってくれ」
「杏寿郎にね?あん、そのっ…、
ぁふ、ぁ、渡したい物がね、
あって…、んぁあぁん、ちょ…待っ」
胸の先の部分を唇で挟まれて
チュウチュウと先を吸われる
ねっとりと舌を先に這わされて
下がまたうずうずと疼いて来る
「渡したいもの…?それは明日の
つもりだって言ってなかったか?」
「んっ、でも…、今渡したいの…ッ
はぁあんっ、んっ、明日でも…、
使えるけどッ、今日も使うだろうから」
そう言って胸の先を舐めていたのを
止めさせられてしまって
杏寿郎は不満そうな顔をしていたが
「で、今のタイミングで渡す物なのか?」
後でもいいだろうと言いたげに言われて
「今だから、渡したいのッ」
そう言って自分のキャリーバックと
一緒に手短なのをと用意していた鞄から
茶色い箱を取り出してこちらに差し出して来て
その箱の大きさとパッケージの
蝶の絵柄に既視感があって
「いつも使ってる、ゴムの色違いか?
茶色いのは何が違うんだ?」
「チョコの匂いがする……って。
あ、ほら、バレンタインらしいかなぁって」
「でも、ゴムの匂いなんて嗅がないだろ?
それともあれか?2日分か?
ん?こっちは、6個入りなんだな。
赤いのと同じ12個入りかと思ったが…。
まぁ折角、貰ったしな。着ける前に嗅ぐか?」
「え。あ、もう…着ける感じ?」
「着ける段階でより、
今の方がいいだろう?それとも
ゴムフェラでもしてくれるのか?」
そう提案されて
露骨に嫌だって顔に出ていたらしく
「えっ、ゴムしてするの?」
「だから、チョコの匂いが
するんじゃないのか?ゴム臭いの
苦手だって言ってただろう?
まぁ、6個あるし、
1個開けて嗅いでみたらどうだ?」
そう言って封を開けたゴムを
杏寿郎がみくりの方に差し出して来て
「どうだ?チョコの匂いするか?」
「ゴム臭い…」
「まぁ、だろうな…」