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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第43章 3度目のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「別に重たい物を持ったりとか
する様な重労働じゃないんだし…、
デスクワークだよ?」

「だが、そうなる前に考えておくべき事
なのかも知れんがな…」

こんな話をしていると
結婚するんだなぁって急に自覚してしまう

「複雑…そうな顔だな」

「うん、まぁ…ね。
ほら…、小野寺から
煉獄になる訳でしょう?
名前の変更の方々の手続きとかもあるし。
生命保険とか…、受取人変更とかしないと。
でも、私の保険…早く死なないと
沢山保険金降りないんだけどねぇ~」

結婚するってする事とか
考えなくちゃいけない現実が
多いよなぁって
これに結婚式するんだったら
その準備とかもあるし

「結婚式…は、本当の身内だけ?」

「入籍と、内々だけで
結婚式はするにして…、披露宴らしい事は
いつか…にはなりそうだがな。着いたぞ」

そう言われて
目の前の建物を見ると
今は明るいからその看板は
ライトアップはされていないが

その外観はどっちかと言うと
シンプルでマンションの様な外観だ

駐車場に車を停めて
杏寿郎がトランクから
キャリーバックと
サブバックを出してくれて
そのまま運ぶかと聞いてこられて

「大丈夫、キャリーバックだから
自分で持てるから大丈夫」

入口のタッチパネルの部屋を見て
やっぱりまだ早い時間だけど
祝日だからそれなりに埋まってるんだなと
その空き状況を見ながら
みくりが考えていると

下から101 102…と番号が振られていて
上に向かって部屋のグレードが上がる様で
タッチパネルの下のお値段も上がる感じだった

上に行くほど 部屋の設備も充実してるけど

「ねぇ、杏寿郎。
思ってた部屋って…もしかしてと
思って訊ねるんだけど…あそこ?」

そう言って他の部屋とは
明らかに部屋の広さも内装も
料金もズバ抜けている部屋があって

「だが、この広さの部屋に
普通に泊まるんだったらこの
金額の倍は払わないとならんがな」

「もしかして、この頭の数字が
建物の階数なんだったら、
最上階ってこの部屋だけ?」

「ここの特別室らしいからな、
まぁ、入ればわかる」

ここをわざわざ選んだ理由が
入れば分かるらしいので
ボタンを押した彼の後について

エレベーターに乗り込むと
7階のボタンを押した
7階に着くと 本当に一部屋しかなくて


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