第43章 3度目のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
俺が言った事をそのまま捉えて
動揺してるみくりは
何とも からかい甲斐があるし
何とも言えず 可愛らしいからな
彼女に そうしてもいいと
許されてるのは俺だけだからな…
「みくり、さっきの話だが…
俺は風呂場よりも、ベットの方が
存分に楽しめていいがな。
これが済んだら、俺も風呂に入るから。
先にあっちで待っていてくれるか?」
「えっと、あの…杏寿郎さん?
どうにも、許して…は貰えない感じ?」
どうにも私があれこれと
言った所で許しては貰えそうになくて
今夜はしない と言う
選択肢が彼には無いようにあって
「さぁなぁ、どうだろうなぁ。
それは俺が決める事でもないだろう?」
ええ?杏寿郎が決めてるのに?
ここに来て 責任転嫁して来るの?
て言うか 選択肢与えて貰えてないのに?
「ええ?で、でもっ…、
選ばせて貰ってないのに?」
「君次第だと、俺は言ってるんだが?
俺に控えさせたいのなら、
せいぜい俺を煽り過ぎない事だな。
みくり、君がイチイチ俺を
煽るのが全ての元凶だからな」
俺の言葉を聞いて
私の身には全く覚えがありませんと言う
顔をみくりがしていて
物凄い変な顔しながら首を傾げて来て
スッとみくりの唇を
杏寿郎が指先でなぞると
「無自覚…か?だが…だからだろうな」
演じて わざとらしく煽って来る
そんな性格じゃない事位
俺だって それなりの付き合いがあるんだ
知ってると言う物
「みくり…、いつも言ってるだろう?
俺が君がそうなるのを、何度でも
見たくなってしまうのは…、
そうなってしまう君が、可愛らしいからだと」
しばしばに そんなにイカせなくて
そうしてくれなくて いいと
そんな断りをされた事があるが
俺がそうしたくてそうしてると
その度に言っているのに
「そのね、今夜なんだけど…も、
そのあっさりした感じとか…は、ダメ?」
「昨日のアレじゃ、
物足りないんじゃ無いのか?
いつもなら、あれ位じゃないだろう?」
「で、でも明日っ…ダルくて
起きれなくなっちゃうかも知れないし…ッ」
言ってからしまったと思った
その夜は
彼に抱かれた
ベットで…2回…
回数は彼としては
かなり 控え目だったけど…
昨日のが物足りなかったと言う位の濃度ので