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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第43章 3度目のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



そうしてる内に杏寿郎が帰って来て

「お帰り、杏寿郎。夕飯出来てるよ」

「ああ、みくり。ただいま。
そうだ、手を出してくれるか?
君に渡して置きたい物があってな」

そう言って 杏寿郎が
スーパーの袋に入った
何かをみくりに差し出して来て

「杏寿郎、これ何?」

「見ればわかるが?」

まぁ それはそうなんだけど…と
そう思いながらに みくりが
その袋の中を覗き込むと

見慣れた物が入っていた

「え?これ…、ハーシーの
チョコレートシロップ…でしょ?
パンケーキとかパフェとかに掛けるのだよね?」

「もうすぐ、バレンタインだろう?
今年は、バレンタインは月曜だったからな。
去年はなんだかんだ言って、申し訳ない
事をしたと俺なりに反省してて…だな」

ああ あれ…自分でも反省してたんだ

私にチョコないのってダメ出ししたの

気にしてたのか…杏寿郎

でも バレンタインの話をして

私にこれを渡して来たって事は…


「俺は…チョコはあまり得意じゃないが…、
一緒に食べる物を工夫すればだな。
苦手なチョコも悪くないと…、
感じられるんじゃないかって。
そんな顔をしないでくれるか?みくり」

「いや、こんな顔にもなるって。
要するにこれを…その…私に…」

「生クリームを添えた方が良かったか?」

そう争点のずれた事を
真剣な表情で尋ねて来たので

「杏寿郎はどこを目指してるの?」

「バレンタインだしな!それらしい事が
あってもいいかと思ったんだが。
そこまで引くか?普通じゃないのか?」

「いや、その辺りの事情は
私は知らないけども…でも、これを
使ってするんだったら…」

家でするよりも
片付けとかしなくていいし

ラブホテルの方がいいんじゃないかなって

「三連休だからな、
泊まりでいいんじゃないのか?」

私が用意した品物を使うにしても
家よりもきっとホテルの方がいいし

これは都合がいいのでは?

「あ、そうだ…その、バレンタイン
絡みで聞きたい事と言うか、言いたい事
があるんだけどね?」

「ん?何だ?話してくれ」

「ホテルでお泊りするのはいいんだけどね。
その…お金の事なんだけど、
ホラ、いつも出して貰ってるじゃない?
でもバレンタインなんだし…その私が
出して…もいいかなぁ~なんて」




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