第43章 3度目のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
ちょっとだけ…使う訳じゃないけど…
ああ ホラ 動作確認をね
ちょっとして置かないと
充電が出来たからって使用できない
不良品とかでもダメだし
って…私は何に言い訳してるのかと
言いたくもなりつつも
どきどきと逸る心を抑えつつ
スイッチをそっと押してみると
本体がブルブルと振動し始めて
想像して居たよりもソフトな振動に
何故かホッとしてしまう
ハートの形の上の丸い部分のてっぺんが
それぞれに丸く穴になっていて
その穴の大きさはそんな大きくはないけど
片方は穴の中がボタン状になっていて
もう片方は舌の様な突起がついて居る
舐めるのと吸うのと…
このひとつで二通りの使い道があるらしい
下の様な突起がある方のスイッチを入れると
独特のモーター音がするが
前に買った ローターと言う類の
オモチャに比べたら割合い音は気にならないし
あの持ってるだけで手が痺れそうな感じもしない
スイッチを押せば振動するパターンが変わるが
バイブレーションのリズムは
確かに本体を持ってる手から違いや
強さの変化は分かるけども
このシリコンの舌みたいな突起は
普通にどのパターンでもペロペロと
動いているだけにしかみえない
何度かスイッチを押して気が付いたが
結構な振動のパターンがあるなコレ
「っと、遊んでる場合じゃなかった。
これ、片付けとかないと。
杏寿郎が帰ってきたらいけないしね」
ケースにそれをしまい直すと
当日に渡すつもりでいる
プレゼントのボックスに収めた
自分で用意しておいてアレだけど
これ…ドン引きされたりしないかな??
後 夕飯は2月になったら
茎わかめが出て来るから
茎わかめの酢の物と豚汁と
余った大根でふろふき大根にした
恐らくに彼がタンパク質が足りないとかって
言って来そうだったので
冷凍庫に入ってた中途半端な残り物の
ささみをピカタにしておいた
茎わかめはもう1パックあるから
佃煮にして置いたら
しばらくの間楽しめるし
ごま油でシーチキンと一緒に
炒めてもいいなぁ
ああそうだレモンだ
杏寿郎がチルドルームにあるって言ってた
夕飯の時にレモン水にして飲もうっと
鳥の形をしている絞り器は
私がレモン水を作るのに
レモン絞るの専用に購入した物だ
カットしたレモンと絞り器をテーブルに置いた