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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第43章 3度目のバレンタインデーは…前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ


「チョコ、作るとか?」

「いえ、その今日、注文してる
時間指定の荷物が来るので。
それを本人に知られない様にして
包み直したりしたいなぁって。
その為のラッピングの物とかも
買って帰ったりしたくて…」

「ああ、一緒に住んでるし
休みのシフトも一緒だから。
内緒で何かってしにくいもんねぇ~」

その日は定時で仕事を上がって

今日届く物とその前に買って置いた物を

それぞれに別にラッピングしたくて
その為のバレンタイン仕様の
ラッピング用の包装紙とかをロフトで買って

受け取りの時間にも余裕を持って

一緒に住んでるアパートに
戻って来たと思ってたら

丁度 玄関ポーチの所で
宅配会社の制服姿をした
配達員さんとすれ違って

まだ指定した時刻には余裕があったが

もしかするともしかしてと

思って エレベーターの前から

道路に戻って

自分の部屋の明かりを確認すると

電気っ点いてるんですけど?

え?どうして杏寿郎居るのっ?

今日に限って仕事早く上がってるじゃん

タイミング悪すぎない…

スマートフォンを鞄から取り出して
LINEを確認すると

”今日は早く終われたから夕飯用意しとく”

とLINEが来ていて

ああ しまった… 
その時刻は私がロフトでラッピングの
ボックスどれにするか凄い悩んでた時間だった

エコバックに入ってるから
外から見てそれが何とは
バレたりしないだろうけどもッ…


タイミング…悪い方に良すぎ…と


悔やまずにに居られそうにない…けど

折角 彼がお夕飯を用意してくれてるし

仕事で遅くなった感じで
普通に帰宅するしか無さそうだ

ガチャ 鍵を開けると
玄関にはチェーンが掛かって居なくて

「ただいま~。
ごめんね、杏寿郎。遅くなっちゃった。
今日は早かったんだね。さっきLINEに
気が付いたんだけど、お夕飯用意…してくれて」

靴を脱ぎながらそうみくりが
言いつつ顔を上げると
杏寿郎と目が合ってしまった

「いや、一緒に住む事になった時に
決めたルールだっただろう?
先に帰った方が、夕飯の用意するって」

「あ、うん、そうだったね。
うん、ありがとう。お腹空いちゃった。
今日は何、作ってくれたの?」

「ああ、そうだ。みくり」

手洗いをしに洗面所へ向かった
みくりを杏寿郎が呼び止めて来て



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