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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第42章 スルタンコラボ企画 上編 お相手:冨岡義勇



みくりと小野寺の金色の瞳は
力を使って居ない今もキラキラと輝いている

星の娘の能力は その目の輝きに比例する

その輝きが強ければ強い程に
強大な力を発揮する様になる

生れ落ちた時は 

六等星の落ちこぼれの星だった

でも 母様は言ってた

今は六等星だけど それは今がそうなだけ

時が来たら 本来の星が姿を現すからって


「圭司、この二つ星にはこの上ない
星の組み合わせじゃぞ?月と太陽の
加護を持つ人間なんぞ、そうそうには
生まれる物ではないからのう。
そうじゃのう、可能性とするならば。
王家の人間とかなら、あり得るかのう。
太陽と月と星の組み合わせ程に
最高の組み合わせもないじゃろうしな」

そう女が言って
父はそうかと短く答えた

「では、アタシも忙しいんじゃ。
これから用事もあるしのう」

そう言って熱のこもった視線を
女が翔に向けて流して来て

悠斗は翔と女の顔を交互に見て
ふぅと小さく息を漏らすと

「後は、俺と父さんと、
一樹兄が居るし。翔兄も
今日は用事があったんでしょ?
もう、話もまとまったんだし、
行ってくれば翔兄」

ギロッと翔が悠斗を睨むような
視線で見ると

「何だ、そうだったのか。後は
問題ないから、行って来い」

「父さんもこう言ってるんだ、
行って来い、翔」

そう父親と一樹が言って来て
胡坐を掻いていた翔が立ち上がった

「あそ、だったら、自分の用事。
遠慮しねぇで、済ませて来るわ」

そう言って先にゲルを出た
女の後を追って翔もゲルを出た

「聞いてもいいやつ…なのか?これは」

そう杏寿郎が言って

「翔兄さんは、昔から
オババ様のお気に入りだから」

そう小野寺が杏寿郎の
質問へと答えを返して来て

「まぁ、翔兄も満更でもない
感じだから、いいんじゃないの?
年齢差が100歳以上でも、
愛があって、2人が満足してるならね?」

そう言ってニコニコと悠斗が笑った

「幾つ…なんだ?」

「星詠みのオババ様?
オババ様は確か、
今年で138だった…かな?」

みくりが義勇の質問に答えた

「翔は俺より、
3つ下だから21だがな」

そう一樹が二人が聞きたいだろう
質問の答えを先に言って来て

「世の中は広いのだな」

そうしみじみと杏寿郎が漏らした


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