第41章 二年えっちするだけの話 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
髪もあっという間に乾いて
下着をパジャマは着けなくていいと
杏寿郎が言ってたから
まぁ付けた所でこれから外すから
要らないって意味なんだろうけど
「これで、準備も整ったな…」
「う、うん。整ったには整ったけど」
スッと杏寿郎がみくりの手を取ると
自分の首に腕を回す様に促して来て
「あ、あの、杏寿郎?
もしかしてと思って、聞くけど。
お姫様抱っこしてくれる…感じ?」
「ああ。そのつもりだったが、
何か問題があるのか?いつも
ジムになら通ってるからな、
身体から鍛えてるが?
そのまま、俺に、その身を
委ねてくれるといいが?」
私の身体を委ねる様にと
杏寿郎が言って来て
どうにも運ぶと言う意味以上の意味を
含んでいる様な そんな
委ねるに聞こえて仕方ないのは
気のせいとかでもない様な?
ああ もう 委ねたらいいんでしょ?
委ねたら
意を決した様にして
杏寿郎の首に腕を回して
そのまま彼の身体にもたれ掛って
自分の身体を預けた
そのまま軽々しく抱き上げられて
寝室のベットまで運ばれる
お姫様抱っこをして貰ったのは
これが初めてじゃないけど…
「君はこうして欲しいとは
強請らないが、
こうされるのは嫌いか?」
「別に、嫌いじゃない…けど」
「さぁ、俺のお姫様。
寝室につきましたよ、どうぞ」
そうわざとらしい口調で言って来て
そっとベットの上に降ろされる
恭しく仕草で右手を取られて
その手の甲にキスをされる
「お望みを、何なりとお申し付けを」
「もう、お姫様ごっこはいいから
普通にしてくれたらいいし。
王子様の杏寿郎じゃなくたって、
杏寿郎ってだけで十分です」
「何だ。
乗ってくれないのか。つまらんな」
ジッと下からみくりが
杏寿郎を見上げて来て
「杏寿郎は…、
いつも通りの私じゃ…嫌?」
ギシッ
自分の顔のすぐ横に
杏寿郎が手を付いて
上から 彼が私を見下ろして来る
杏寿郎の赤い双眸が私を捉えてる
「愚門…だな。みくり」
彼の手が頬を撫でて来て
そのまま顔を近付けられて
キスを受け入れる
キスを交わしながら
杏寿郎の手が頬から首を通り
肩を腕を通って
私の手を捉えると
指を絡ませてぎゅっと握り込まれる
「ふっ、んん゛、んぅ、ふ、…ふぁ」