第41章 二年えっちするだけの話 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
彼に口を開かせて
自分の指を彼の口の中に
侵入させたまでは…良かったんだけど
「ちょっと。杏寿郎っ…
自分から舐めたらダメじゃないの!」
チュウチュウと音を立てて
指を吸われながら舌で巻かれて
指をしゃぶられてしまう
「んっ、…だからぁ、指っ
杏寿郎が舐めたらっ、んんっ…」
そのまま 彼の口の中から
指を引き抜こうとした
手首を掴まれてしまって
そのまま 指から指の股へと
舌を這わされる
「もう、ハンドルから手、
離さない約束でしょ?だから
これでお終い。続きはまた夜にね?」
「その言い草だと、夜も君から
してくれる感じになるがいいのか?
その、君がする方側で…」
そうこう話をしている間に
いつのまにか住んでいる
アパートまで帰って来た
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宣言した通りに
夕食は年越しそばにして
朝に杏寿郎が食べたいと言っていた
野菜のジュレ寄せを彼には出してあげた
見た目が綺麗だから
毎年作ってるけど
杏寿郎 コレ…ホントに好きだな
細かい具材の濃いめの味の
コンソメスープを
ゼラチンで固めただけの
そんな物なんだけどもなぁコレ
彼はどんな物でも
美味しそうに食べてくれるけど
好きな物の時は特に嬉しそうに
沢山食べてくれるから
食事も残したりしないし
杏寿郎のそう言う所好きだなぁ
「洗い物は俺がして置こう。
君はゆっくりしてるといい」
「だったら、コーヒー淹れて。
お風呂のお湯張りしとくね。
ちゃんと、柚子入れるから」
「今日は特別冷えるし、
ゆず風呂がぴったりだな」
コーヒーを淹れ終わる頃には
杏寿郎が洗い物を終えて
みくりが寛いでいるソファに来ると
みくりが座っている所の
ソファとの間に出来た隙間に
杏寿郎が自分の身体を押し込んで来て
「ちょっと、杏寿郎?
ここ狭いのに、隣、
座ったらいいじゃない。空いてるから」
「ここがいい」
そう言って後ろから抱きすくめられて
そのまま頭の匂いを
彼に嗅がれているのを感じた
「もう、嗅がないでっていつも
言ってるでしょう?
もう、ダメって。頭の匂い嗅いじゃやだっ」
頭の匂いを嗅いでいた
彼の顔が下がって来て
そのまま チュウっと項に吸い付かれて
舌を這わされる
「ちょ、杏寿郎?お風呂…まだだよ?」