• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第41章 二年えっちするだけの話 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「だが、俺はキッチンに居ない方が
いいんじゃなかったのか?」

先程言われた事を気にしているのか
杏寿郎がそう言って来て

「それは、邪魔するから…でしょ?
手伝ってくれるのであれば。話は、別」

そんな感じで
お正月の準備も整って

あ そうそう 杏寿郎が
スライサーの太い方を使ったから

なますの中に太いのが少しばっかり

混じってるけど

「これ、そのまま使ったのか?」

「え?ダメだった?これも杏寿郎が、
手伝ってくれた証拠でしょ?
別にいいじゃない、食べるのは
私と杏寿郎なんだから」

そう言って ニコニコとしながら
みくりがその
不格好な不揃いのなますが
入っているボールを掲げて来て

ほんの少しだけ
明日が…新しい年が
楽しみになったのは 言うまでもなく

ちょっと位 大根が太かろうが
細かろうがなますはなますな事には

何ら変わりはないのだろうが

「杏寿郎。買い物行くでしょ?
大きいスーパーにする?それとも
市場に買い物に行く?」

いつも買い物に使っている
一番近いスーパーではなく

少し離れた大きいスーパーに買い物に行った

年末だけあって

この時間でも駐車場は満車に近い状態で

入口からは大分離れた場所に車を停める


「杏寿郎は、何鍋にするか決めたの?」

「カニもいいが、すき焼きも捨てがたい」

「今日は、夕飯は年越しそばでいいでしょ?
そば食べたら、お寺に行く?
除夜の鐘…突きに行く?」

空からはちらちらと雪が舞い落ちていて

年末年始は大寒波の予報通りに

今年一番とも感じる様な冷え込みだった

「いや…、家でゆっくりしたいが?
折角、君の実家からのゆず湯で
身体が温もっても、夜に出かけたら、
湯冷めしてしまいそうだからな」

「じゃあ、夜は年越しそば食べて…
ゆず湯入って、紅白でも観る?」

「ゆっくりしたい…んだが?」

「え。だったら、早めのお風呂
済ませちゃって、ソファーで
ゆっくり、梅酒のホットウーロン茶割でも
飲もうよ、お正月用に金粉が
入ってる日本酒と梅酒買ってあるからさ」

「ホットウーロン茶があるなら、
俺はウイスキーの
ホットウーロン割でいいが?」

スーパーの入口のアルコールで
手指を消毒して
カートにカゴを
杏寿郎がセットしてくれるのを待つ

「やっぱり、店の中も人多いね…」



/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp