第40章 今年のクリスマスは…25日編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
もう 彼の事は分かってるので
この彼のしてもいいか?は
私に このままするからと言う意味で
そのまままた 彼に抱かれてしまって
気が付いたら 9時回っていた
いや…確かに一時間で2回してるから
普段の彼からすれば かなり手短に
事を済ませてくれたのは 理解できたけども
それから シャワーをして
昨日の片付けをして
朝食は残ってたケーキでいいと
彼が言ったから二人用の
小さなホールのイチゴのタルトを食べて
まだケーキは幾つか
残ってたから杏寿郎はそれを
ひとりで食べて居たけど
「ああ、そうだ。今日なんだがな…」
「うん?杏寿郎ここ、クリームついてる」
彼が何かを思い出して
そう言いかけて口の横に
子供みたいにクリームを付けてたから
それをみくりが指で取ると
手首を掴まれてその指を杏寿郎に
舐め取られてしまった
「ん?これも俺の食べていたケーキの
クリームだからな。ああ、だったら」
「いや、ですよ?しませんからね?
べたべたしそうだし、シャワー浴びたから」
彼より先にそうしようと
提案される前にお断りを入れた
「はい、これ。コーヒー、ブラックね。
それよりも、何か言いかけてなかった?」
そう杏寿郎の座っている隣に
ひと段落ついたみくりが腰を降ろして
自分の手に持っていたペリエの蓋を開けて
ゴクゴクと喉を鳴らして
その水を体内に取り込んでいく
「また、それ飲んでるのか?
美味いか?水だろ……?」
「うーん、味は微妙にどの水も違うけど?
甘い感じと、硬い感じかな?
あー、でもアレ買っちゃおうかな?
家で炭酸水作れる奴あるよね」
「15時になったら、出掛けたいのだが?」
「3時?別に良いけど、どこ行くの?
ツリーとか観に行く?」
どこに出かけるつもりで居るのか
わからずにそうみくりが返事を返した
「そのまま、そこに泊まろうと思うから、
用意してくれるか?」
泊まるって?
明日は日曜だから 泊まれるけど
「ここに」
そう言って封筒をみくりに向けて
差し出して来て
「え?でもこれ、前に杏寿郎が言ってた
会社の先輩の名前じゃない?いいの?」
「その先輩が。俺にくれたんだ。
みくりと行って来いと言われてな」
「杏寿郎。何を返す?だから
その先輩に何を返す?って聞いてるの」