• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第39章 今年のクリスマスは お相手:煉獄杏寿郎 ※裏なし 現パロ


その杏寿郎の言葉を聞いて
ふぅーっとみくりが息を漏らすと

「もう、調子のいい事ばっかりなんだから。
杏寿郎は…。ねぇ、あの
スパークリングワイン飲もうよ」

「そうだな、だが先に、君も
これに着替えて来るといい」

そう言われて
まあ確かに彼だけに
そんな恰好をさせるのも 気の毒だから

杏寿郎が買って来てくれた
サンタのコスに着替えると

「ねぇ、杏寿郎これでいいの?」

「ああ。君は肌の色が白いから、
その色が良く似合うな」

「杏寿郎も、その髪の色と
サンタの恰好、似合ってるよ。
ねぇ、着たんだから。これ……飲も?」

杏寿郎が帰りに買って帰って来て
スパークリングワインを開けて欲しいと
みくりが杏寿郎に言って来て
さっき箱から出して一度洗った

バカラのシャンパングラスに
みくりがある物をザラザラと
袋から移して行く

「みくり。それは?」

「ん?これね、これは、
冷凍のミックスベリーだよ。
氷の代りにもなるし、見た目もね
ピンク色のロゼのスパークリングワイン
と相性がいいかなぁって」

2人でソファに並んで座って

ミックスベリーに満たされたグラスに
ロゼのスパークリングワインを注ぐと

「メリークリスマス」

「メリークリスマス」

チンッとお互いのグラスを当てて乾杯をする

そのままグラスの中身を飲むと
杏寿郎が顔をしかめて自分の口を覆う

「大丈夫?杏寿郎。
これ、甘いんじゃない?杏寿郎には。
日本酒出す?アルコール度数の
高い缶チューハイもあるけど?
あの甘くないライムのやつ…。
ハイボール…作ろうか?グラスには
合わないかも知れないけど」

「いや、折角のグラスだからな。
自分が買ったものだし、これでいい」

苦手なのに無理しちゃって
私がロゼワイン好きだから
ロゼのスパークリングワイン…
買って来てくれたんだよね?

「杏寿郎…、ありがとう。
スパークリングワインも、このケーキの塔も」

白い箱のインパクトが凄かったから

わざとテーブルに積み上げたんだけど

このケーキ…

「いや、その売れ残って廃棄になるのは、
勿体ないと思ってな。それに
これを売っていた店の人が
寒そうにしていたから、
つい…買ってしまったんだ」

くすくすと杏寿郎の言葉を聞いて
みくりが笑い出してしまって

「…らしいね」

/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp