第38章 ピックアップお礼 愛の棘 お相手:煉獄杏寿郎
「杏寿郎さんの…、唾液を……
私の指に頂いても……?」
「唾液だけ…でいいのか?」
何をしようとしているのかは
俺にもわかるから
そう彼女に問うと十分ですと
そう答えて笑った
「あまり、俺を焦らしても…
ろくな事にならんと思うが?」
「あら?でも先ほど……一度
スッキリしたばかりでしたのに?
杏寿郎さんが、一度こっきりで
満たされるとは私も思ておりませんから。
こうして…準備をしておりますのに?」
変な気分だ…彼女は
俺の為にこうしているとそう言うが
俺はどうにも ジリジリと焦らされて
苛立ちにも似た感情を覚えている
「どうしても……か?俺からは
そうはさしてくれないのか?」
むっと俺の言葉にみくりが顔を顰めた
「杏寿郎さんを癒して差し上げたいと
私は思っておりますのに、慰み者を
可愛がってしまっては、私が
慰み者で無くなってしまいますのに?」
みくりが杏寿郎の耳元に
しなだれかかったままで口を寄せて来て
「杏寿郎さんの…痛みを、
私に下さると言う、お話にありましょう?」
「君の気持ちなら、
もう…十分に感じたが?みくり」
俺の言葉などお構いなしと言いたげに
聞き流されてしまって
んっと声を漏らしながら
みくりがその顔を歪める
先程の俺の唾液を馴染ませた指で
自分の花芯を指で彼女が刺激して居て
時折俺の名を呼びながらも
ちらちらと視線を向けて来る
みくりが自分の指で蜜口をなぞれば
その部分からクチュリと音が立つ
そのまま指を二本入り口に宛がって
その指を上下に動かすと
そのみくりの指がソコを擦る度に
蜜口から零れ出ている蜜が
誘う様な音を立てて
その音が俺の耳に絡みついて来る
「自分でしても…、いつもと勝手が違って。
どうにも、もどかしいんじゃないか?」
そう杏寿郎に言われて
どきりと胸が跳ねた
その指摘する通りにもどかしいと
そう感じていたから
杏寿郎さんのモノを口でしてる時から
自分の中から蜜が零れていたのは知ってた
けど…確かに濡れて来てはいるけど
まだその 杏寿郎さんを受け入れるには
十分でもないし…解さないと……
彼の その大きな 男根を受け入れるのは
どうにも 困難を極めそうな感じがして