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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第38章 ピックアップお礼 愛の棘 お相手:煉獄杏寿郎


物足りない…とでも 言いたげな
そんな表情を浮かべながらも

こちらに蠱惑的な視線を向けて
ふふふと笑うと

自分の右手の人差し指を
あーんと開いた自分の口の中に入れて

視線だけをこちらに向けて

その指を顔を動かさずに
手の方を動かして抜き差しをして

その様子を俺に見せつけて来るかの様で

熱を吐き出したばかりの俺を

急かして来ているかの様にも見えてしまって

どうにも…こうにも

この みくりは

本当に俺以外の男を知らないのかと

その両肩を掴んで問いただして
やりたくもなる程に……

「今度は俺から…君に…尽くしたいが」

そう俺が申し出ると
左手をずいっと俺の方に出して来て
首を左右に振った

「杏寿郎さんは…お忘れにありますか?
準備はこちらで……と
私は先ほど、言いませんでしたか?」

準備はこちらで…それは俺のを
そう出来る様にしてくれると言う

そう言う意味ではなかったのかと

杏寿郎が困惑していると

目の前で…みくりが

自分の両手で自分の乳房を持ち上げる様にして

右と左から
身体の中央に寄せる様にして
揉みしだき始めて

その光景に 呆気にとられつつも

その妖艶な姿から
視線を逸らせないでいて

ゴクリと固唾を飲んでしまった

「んっ、…ふ、ぁ、んんっ」

俺の顔を見ながら彼女が甘い声を
自分で自分の身体をまさぐりながら

呼吸を乱して 熱い吐息を漏らす

触れたい……目の前に 居るのに

自分で準備が出来ると
それを断れてしまって

普段であれば それを押し切って

こちらからそうする所だが

先程の行為の後ろめたさでそれを

強く言い出せずに居て

今度は彼女を苦しませた分

俺が責め苦を味合わされている様な

そんな錯覚を覚えてしまう

胸の先を自分の指で摘まんで
クリクリと捏ねくり回しながら

「んっ、お待たせ……してしまって
あんっ、申し訳……ありません…。
あの…少しだけ…、お手伝い頂いても?」

そう潤んだ眼で懇願されれば
断る術を俺は持たないが

「俺は、どうすればいいんだ?みくり」

そう彼女に問いかけると

「口…少しだけ開いて…頂いても?」

そう俺の身体にしなだれ掛かって来て

促されるままに口を開くと
俺の口の中にみくりが指を入れて来て

「杏寿郎さんの……、唾液を…」

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