第38章 ピックアップお礼　愛の棘　お相手：煉獄杏寿郎

「俺としては…、君のお陰で。
気持ちも落ち着いたし。
いつも通り…に君を可愛がりたい所だがな」

「んんっ、でも、それじゃあ
いつも通りじゃないですかっ……」

しっと口を杏寿郎の指で押さえられて

それ以上の言葉を遮られると
囁く様に言って来て

「すぐ近くに竈門少年の気配がする…な」

そう口で言いつつも
スルスルと私の太ももに手を滑らせて
ビクッと身体は思わず跳ねてしまって

「声を…出したら、
聞こえてしまうかもな？」

そう小さな声で耳打ちをして来る

でも　そう言ってるけど…手っ

手が…太ももの間に滑り込ませようと
してくるのを感じて　みくりが
それを拒む様にして太ももを閉じるも

グイっと強引に足の間に
手を割り込まされてしまって

自分の両手で口を塞ぎながらも
目に涙を溜めて　ダメだと言いたげに
首を左右に振って否定して来るから

竈門少年には聞こえてなかろうと
聞こえて居ようとも匂いで

既に状況はバレているだろうから

大凡　竈門少年は俺の心中が
穏やかでなかったのを心配して

様子を伺いに来たのだろうが……

そのまま手首と親指の付け根の部分を
みくりの蜜口の辺りに圧を
かけて押し当てると
彼女が身体をブルブルと震わせて

声を押し殺しながらも
快感に身を捩る様は

俺を煽るには十分ではあるが……

そのまま手で大陰唇の全体を覆うように
包んでググっと圧を掛けて押し込んでやる

口を塞いでいる手を…除けたら

声を上げてしまうのだろうが…

「自分でするんだろう？
準備……そう言ってなかったか？」

思わずその言葉に
驚きを隠せなかった

この状況で近くに炭治郎君が居るのに

杏寿郎さんはさっきの続きを

しなさいと……言って来て

片手で自分の口を塞いだままで
右手を自分の花芯に触れると
杏寿郎が指を蜜口に添えて来て

「俺は……指を添えているだけだが
どうした？…溢れて来てるぞ？」

蜜を杏寿郎が指先に馴染ませると
クチクチと水音がそこから聞こえる

愛液に濡れた指先で
みくりの蜜口の際にある
小さな花びらに指を沿わせた
そうっとした力加減で
その部分を撫で上げられると

びくっと身体が反応して跳ねるし
蜜口からはトロトロと蜜が零れ出る
それに奥が中がきゅって締まって来て

ジュンと…疼いて来るのを感じる