第9章 酒に呑まれる夜 お相手:不死川実弥
「さ、実弥?」
何をするつもりなのかと
みくりが不死川の名を呼んだ
「傷ひとつねぇ、綺麗な背中してんじゃねぇか」
「後ろ傷は…、剣士の恥だからぁ」
チュウっと不死川が
みくりの背中に口付けていく
「んっ、んんっ、はぁ、あんっ」
「どうした?納得出来ねぇのかァ?」
「さ、触らないの…?」
「いつもそこばっかり、
って怒っからだろーがよ」
とばつが悪そうに不死川が言って
ああ そうか いつも
胸ばっかり触るのを私が怒るから
だから 他の所触ってくれたりしてるのか
「俺だって、触りてぇけども……よ」
彼は後ろに居るから
私からは彼の
不死川君の顔が見えないけど
きっと今すっごく 可愛いような
拗ねた顔してるんだろうなぁって
声を聞いてたら分かるから
「いいよ?実弥…、
実弥のしたいように…してくれても」
「いいのかよ?何されても、文句言えねぇぞ?」
胸を揉むだけじゃないような
そんな含みのある言葉に
ドキドキとしてしまって
ギュッと中が締まって 潤んで来る
「だったら、いいんだな?起こすぞ?」
脇に腕を入れられて
うつ伏せになっている姿勢から
身体を引き上げられて座らせられる
でも不死川君は私の後ろに居るから
当然顔は見えないままだ
後ろから両手で胸を
いつもの優しい不死川の
愛し方と違う
荒っぽい感じに揉まれる
揉みしだかれて
その先を摘ままれて
捏ねられると
甘い痺れがソコから広がって
アソコが更に濡れて来る
先の部分だけを更に
執拗に弄られてギュウギュウと
中が収縮したと思うと
「あっ、んん、実弥っ、
あぁ、んっ…ぁあああっんっ!」
「ここだけで、イッちまうたァ、
……随分胸も感じるようになったじゃねぇかよ」
「あ、やだっ、言わないで…ぇ、んんっ!」
首筋に舌を這わされながら
まだ胸を揉まれて揉まれていた
右の手が胸から離れたと思っていたら
広げた右手で下から上へと持ち上げるように
胸を揉まれて
そのまま その手で腹部を撫でると
右側の腰骨の方へその手を滑らせて
右の太ももへを撫でつける
太ももを滑り降りて
その内側へと
不死川が手を滑り込ませて来て