第9章 酒に呑まれる夜 お相手:不死川実弥
スッと不死川の伸ばした手が
みくりの足を浴衣の上から撫でつける
「んっ、……はぁ、あっ」
思わず声が漏れてしまって
みくりが気まずそうな顔をしていた
「口、開けろォ。飲ましてやっからよ」
命令してるのに 相変わらず
言い方が優しい
言われるままに促されるままに
みくりが口を開いくと
不死川が先ほどの様に
口移しで酒を飲ませて
そのまま舌を舌で絡め取らてしまった
「んっ、ふっ、はぁ、……ん、んんぅ」
「…はぁ、…っ…みくりっ」
熱い口付けの合間に
名前を切なそうな声で呼ばれて
ドキリと胸が跳ねてしまった
「あっ、んんっ、さ、実弥?」
「みくり…、……みくりっ」
何だろうな?
酔ってるからなのかな?
今日の不死川君 凄い名前呼んでくるな
ギュウウッと痛いくらいに
抱きしめられてしまって
足の間に不死川が自分の足を押し込んで来て
抱きしめられて腰に回されてた手で
グッと腰を引き下げられてしまって
そのままアソコの部分に
不死川の大腿に押し付けられて
直接触られている訳でもないのに
ジンジンとアソコが疼いて
その上の突起の部分も
ジリジリとした 焦らされた感触になる
そのまま 口をまた塞がれて
その大腿をグイグイとアソコに
押し付けられてしまって
それだけの事なのに
物凄く 気持ち良くなってしまっていて
「あんっ、はぁっ、
んぅ、あっ、実弥ぃ……あぁんっ!」
それに気が付いた事がある
いつもなら すぐにでも胸に触ってくるのに
今日の不死川君 全然胸に触って来ないし
口付けて居たのを
止めたかと思うと
舌を首に這わされて
首筋を舐められると
更に大腿を押し当てられてしまって
ガクガクと膝が震えて来て
「あっ、んんっ、はぁ、ぁああああんっ!!」
「何だァ?今ので軽くイッちまったかァ?
相変わらずだなぁ、お前は」
スッと足を除けたかと思うと
みくりの体をうつ伏せに向かせると
そのうなじに口付けた
堪らなさそうな甘い声で
みくりが鳴くので
うなじも感じるんだろうなぁと
不死川はぼんやりと考えながら
腹側に差し込んだ手で
浴衣の帯を解くと
浴衣を降ろして 背中を露わにさせる