第33章 絶対君主のお気に入り お相手:煉獄杏寿郎 Rー15
そのまま そこを摘ままれて
軽く指先で潰される様にして
捏ねられると
さっき 感じたような
身体の芯の辺りがジンジンと疼く様な
熱を帯びて来るのを……感じて
「…それは…、無自覚か?」
「ふ、はぁ、…無自覚……?」
頭の芯まで熱を持って来たみたいに
ぼんやりとした頭で
杏寿郎の言葉に聞き返した
「腰が…振れてるが……な。
まぁ、いい。それを知らない……のも
また、そそられる……からな」
意味が 全然わからないけど
腰……がどうかしたの……?
それが…いいって事???
でも 私に分かるのは
そうなってるのは杏寿郎から見ると
良い事…なのかな……と言う事
そっとみくりが杏寿郎の顔に
手を伸ばしてそっと触れると
その手をギュッと握られる
「ん?どうかしたか…?」
「杏寿郎…様が、
嬉しそうにあられたので……」
「何だ。俺を…喜ばせてくれる気に
でもなったのか?」
褥のお作法を知らない私には
どうすればいいのか分からないのだけど
「無知な……、私に出来る事は
ありますでしょうか?杏寿郎様」
「なら…、みくり。
呼んでくれ……、俺の名を……
呼び捨てて……くれるか?」
「いえっ、あの…それは…恐れ多く
ありますが…っ、んんっ」
答えている間にもキュっと
先を摘ままれて声が漏れてしまった
スッとその指が離れたと思ったら
硬くなったその部分を
ピンっと指先で弾かれる
ビクンと自分の身体が跳ねて
「はぁ、ん、あっ、ん…ッ」
「俺を…、喜ばせてくれるんじゃ……
無かったのか?みくり」
「んっ、杏寿郎っ…ぁ、ん」
「そうだ、いい子だ。みくり
気持ちい…いか?俺にここを弄られるのは?」
気持ちいいって言えって
……言って欲しいって意味なのかな?
スルリと彼の両手が身体の後ろに
回って来てそのまま片手で背中と
反対の手でお尻の辺りを撫でられる
「…いいな、武芸の稽古に専念
していただけの事はある、
弾力のある感触だ……悪くないな」
そう言ってお尻を円を描いて撫でられると
そのまま指先がお尻の肉に食い込むほど
ぐっと掴まれてしまって
ブルブルと身体が震えて
呼吸が乱れる
「んっ、…やぁ、
…んっ、手を、…放しッ…」
「胸は確かに……物足りないが…、
こっちは可愛がり甲斐がありそうだが?」
