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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第33章 絶対君主のお気に入り お相手:煉獄杏寿郎 Rー15



「んっ……、ふ、杏寿…郎、様…」

その名を呼びながら
熱い口付けを受け入れれば

繋ぎ合わせた指と指から

重なる唇から

絡め合っている舌から

互いの気が交わり合って
溶けあっていくのを……感じる

陰陽和合……

陰と陽…相反する物でありながらに

「みくり……。みくり」

こうも… そうなるのが

当然で 自然であるかのようにして

馴染んで… 溶けて 混ざり合うのかと

杏寿郎の手が……触れる場所から

その気が入り込んで来るのを感じる……

腰に回された右手が仙骨の辺りに
添えられてぐっと腰を引き寄せられる

ギュッと下腹部の辺りの奥が
疼く様なそんな違和感を覚えて
ビクっと身体が小さく跳ねた

唇を開放されて
それまで吸う事も許されて居なかった
新鮮な空気を求めて吸い込んでいると

首筋に口付けを落とされる
いや そうじゃない…な

「んっ、……あっ、…ぁ」

鎖骨の辺りから耳の方へと
舌で舐め上げられてしまえば
ゾクゾクとした甘い痺れが
首から広がり

チュッと強く首筋に吸い付かれて
赤い跡を残される

「あっ、おやめ……下さいッ、
その様な所にっ、跡は……んッ、
見えて…しまいます…ッ」

そう彼にその行動を止めるように言えば

彼の右手の指先が
みくりの唇に触れて来て
まるでそんな事を言うなと言いたげに
唇の間から指を口の中に入れられる

「ん゛、……っ、ふっ、…ん」

先程まで 彼の杏寿郎の舌に
そうされていた時の様に
その指で 口の中を侵されて
支配されて行くかの様な

そんな錯覚に 眩暈を憶えた

「俺は君に…、
感謝して欲しいぐらいだが?
俺は…、今夜の所は全てを求めないと
そう言ったんだ。これ位は…
許してもらわねば。割に合わんだろう?
そうだろう、みくり。違うか…?」

スルスルと杏寿郎の手が
寝巻の上から身体を撫でて来て

その手が……私の胸の上に
辿り着くと 寝巻の上から
その形に手を沿わされて
軽くきゅっと揉まれると

「……随分と……、
可愛らしい大きさだな」

「なっ!どうせ……、私の
そこは乏しいと、仰りたいので
あられましょう?……自分でも……
自覚しておりますゆえ……」

「俺は、可愛らしいと言っただけで。
小さいとは言っていないが……?」


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