• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第8章 愛し合いっこ お相手:冨岡義勇


「みくり、すまなかった。
俺がみくりを一人にしたから…」

「義勇」

いつもは義勇君なのに
義勇と呼び捨てで呼ばれて

そうやって呼ぶのは
所謂 そう言う情事の時だけで

彼女の方からそう呼んで来たと言う事は……

「みくり……、いいのか?」

と義勇が確認を取って来たので
みくりがいいよと頷いて見せる

そっと義勇の鍛えられた胸板に
みくりが手を伸ばした

「それに、義勇君の事もあの人達、
ベタベタ触ってたじゃないの!こことか」

義勇の胸板を撫でていた手の手首を
義勇が掴んで自分の顔の方へ引き寄せた

「みくり。……みくりも
嫌だって感じていた…と言う事か?」
「それは、そうだよ。
他の人が義勇君に触るの嫌だよ」

「だったら…、みくり、
もっと俺に触れてほしい…どうだ?」

深い深い 義勇の深い色をした青い瞳が
ゆらゆらと揺らいでいて
そのあまりの深い色に
見つめていると 吸い込まれて行きそうで

「で、でも…私も、
義勇に触れて……欲しいかな?」

「なら、触れ合いっこすればいい。
それでどうだ?」

そう言って ふっと微笑を浮かべたので

「じゃあ、その前に洗い合いっこかな?」

と言って みくりも微笑を浮かべた


「なら、その前に、
…脱がせ合いっこでもするか?」

と冗談っぽく義勇が言ったので

「じゃあ、そうする」と返して

「だが、その前に……」

そっと義勇がみくりの頬に口付けて離すと
自分の頬を
自分の指でちょんちょんと触ったので
それに応じるようにして
みくりも義勇の頬に口付けを返した

どちらからでもなく
お互いの唇を求めて重ねて
その舌を絡めあって

見つめ合う

見つめ合いながらする口付けは
とてもとても甘くて

お互いに触れ合いたいって気持ちが
自分の中からも義勇の中からも
にじみ出てるのを感じるから

「んっ、…、ふっ、義勇、あ、はぁ」

いつの間にか帯を解かれていた様で
解かれた帯が床に落ちて
ギュッと手を握られたと思ったら
義勇の帯に手を置かれたので
その手で義勇の帯を解いて

もういつでも 全部
脱げる状態になってしまったのだけども
/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp