第7章 もっと お相手:煉獄杏寿郎
彼に沢山 抱いてもらっていたのにも
関わらず…
ちょっと留守にしてる内に
こんな事をしていただなんて
「杏寿郎さんは、お仕事に行かれているのに
自分ひとりで……楽しむような真似を……」
「自分ひとりで……か、確かにそれは
そうかもしれないが。誰かを留守に招き入れ
られるよりは、何十倍もいいがな!」
良かった 笑ってるし
怒っているようではないようだ
「あっ、ご挨拶を忘れてました。
お帰りなさい!杏寿郎さん、
どこか、お怪我はありませんか?」
とそれこそ どうでもいいのか
普通に迎えられてしまって
「俺の帰りを待って、
準備してくれてたのだろうか?」
準備?
帰りは今日と知らなったのに
私は別に夜食も 風呂も用意していないのに
何の準備なのだろうか?
「準備って、何のですか?私は別に……」
杏寿郎の言いたい事が
通じなかった様子でみくりが首を傾げる
「もう、床も温まってるし…。
君のここも…整ってるのではないのか?」
そう言ってみくりの太ももの間に
杏寿郎が手を滑り込ませると
下着越しにその部分をなぞる
確かにその下が濡れそぼってるのは確かで
「んっ、やぁ、んんっ!あぁん」
さっきまで自分で慰めていただけあって
少し撫でただけで いい反応が返ってくる
彼に ほんの少し
そこを下着越しに撫でられただけなのに
それだけなのに 中がジンジンと疼いて熱い
「まだ、俺は何もしていないが……、
すぐにでも欲しいと
顔に書いてあるようにあるが?どうだ?」
と余裕のある顔で 尋ねられてしまって
「で、……でも、あっ、んっ、ふ、あっ
杏寿郎さんはお戻りになられた所で、
お疲れなの……あっ、では?はぁん」
その部分を更に擦られて
甘い声を上げながらも
俺の体調を気遣う言葉を掛けてくる
「淋しかったか?」
そう尋ねると
みくりが何とも言えない顔で
俺の方を見ていて
「俺は、……君と離れていて、淋しかったが
君はそうだったか?」
ギュッとみくりが俺の肩に手を回して来て
自分から体を擦り寄せてくる
愛おしいと言う気持ちが
込み上げて来て 堪らない
「言っては、貰えないだろうか?みくり」
そう乞う様に 強請る様にして
名前を甘い声で呼ばれる