第1章 30分と30分 お相手:煉獄杏寿郎
スカートの中から杏寿郎が出てきて
でも彼の指は
私の中に入ったままで
「声を抑えていられないか?
なら…俺の指を咥えてるといい」
空いている方の手の指先で
みくりの唇を撫でると
2本の指を口の中に差し込まれる
舌を押さえるようにして
舌を2本の指の腹で撫でられる
「んんっ、ん、はぁ、んっ、
ぁ、ん、…あっん」
口を自分の喘ぎに合わせて
閉じてしまえば杏寿郎さんの指を
噛んでしまいそうだし
でも中を指で弄り回されて
どうにも声が抑えられそうにない
「ダメっ、声…で、ちゃう…
からぁ…んんっ」
首を振って杏寿郎の指を除けされると
みくりが強請るようにして
杏寿郎に言った
「なら、俺の口で塞ぐより、仕方ないな」
そう言って杏寿郎が自分の口で
みくりの口を塞ぐと
壁際にもたれたままで
片方の足を担ぐように挙げられ
彼の硬く大きくなったモノを十分に潤って
疼くあそこにねじ込まれる
「んーっんっ、んんっんーーん゛っ!!」
声にならない喘ぎを口の中に
留めさせられたままで
腰を奥へと打ち付けられる
中が熱い
杏寿郎さんの 凄く熱くて
火傷しちゃうんじゃないかって
ズッ チュ クチュ ズチュ…
水音と声にならない喘ぎが混ざって
いやらしく耳に付いて離れない
気持ちいいっ 押し寄せる快楽の波に
ギュッと杏寿郎の体に縋りついた
「んっ、んっん!!
ん゛ーーーんん゛っ!!」
ズズッ ズンッと奥深く突かれて
みくりが大きく体を逸らせると
強く杏寿郎のモノを締め上げる
そのまま更に奥を何度も突き上げると
堪え切れない嬌声が彼女の口から漏れる
人に聞かれるのは不本意ではあるが
多少は仕方ない…か
「みくり、好きだ」
「ーーっ!あんっ、やっ、
今言うのはズルいっ…あぁあんっ!!」
「だが俺は、今言いたい。君が好きだっ。
みくり…いいか?」
杏寿郎の問いかけにみくりが頷いて
それを確認した杏寿郎が
激しく腰を打ちつけて来て
ズチョ ズッ パンッ ズンッ…
「あ、あつ、んっ、ああぁっん!
あ、はぁ、ん、あぁあああああんっ!!」
快楽の絶頂を感じて
白く目の前に火花が飛んだみたいになって
薄れていく意識の中に
杏寿郎さんの熱が太ももに
伝っていくのを感じた