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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第1章 30分と30分 お相手:煉獄杏寿郎


ギュッと体を抱きしめられて
優しく頬に口付けをされる

ズルズルとその場で杏寿郎が
崩れそうになったのを

みくりが支えて自分の体にもたれさせる

「すまないな、世話をかけてしまったな…」

「それは、支えてる事のお世話ですか?
それとも…私の服を汚して
洗濯しなくちゃいけないお世話です?」

と彼の言葉に嫌味を言ったら

「だったら、汚れついでだ。
このままもう一度どうだ?」

そう言って ニッと杏寿郎が
悪戯ぽい様な笑顔を浮かべる

「え?30分って…言ってたのに?」

「そんな事言ったか?なら、もう30分だな!」

そう 今度は
満面の笑みで言われてしまって


30分と 言って置きながらも


彼からの延長の申し出を


きっと私は断れないんだろう



30分と30分




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