第129章 ただいま。3人の家。 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
服装は…綺麗めな
ワンピースにしておいた
お宮参りに行くから
キチンと…お化粧もして
産後は片山の家に居ただけだから
帰って来る時も適当にしか
化粧はしてなかったから
しっかりと化粧をしたのは
随分と…久しぶり…な感じがする…
「奥さん、いつもと顔、違うか?」
「化粧…ちゃんとしただけだよ…ッ」
「ああ、それでか。
俺は、奥さんは…、
いつもの顔の方が好きだがな」
「家に居るだけなら…
どこにも行かないし他所の人と
会う事も無いだろうからさ、
すっぴんでも良いんだけど…ね?」
「俺は大歓迎だがな。
俺も…そろそろ…着替えるか…。
奏寿郎も、着替えさせるのか?」
「奏寿郎は、ギリギリかな」
奏寿郎は麻理恵先輩が
セレモニードレスを
主産のお祝いに奏寿郎の為に
作ってくれたから…最初から
着せて置いて吐き戻しで
汚したらいけないから
麻理恵先輩のセレモニードレスは
お宮参りに向かうタイミングで
奏寿郎に着せる事にして
ベビーベッドを1階に移動させて
リビングで私の両親と
杏寿郎の両親と
奏寿郎も一緒に過ごせる様にして
途中で授乳する時には
リビングにある畳の小上がりを
授乳やオムツを交換する場所に
使える様必要な物を用意して
「奥さん、
ちょっと…休憩しないか?」
「うん、ここまで出来てたら
何時両親が来ても大丈夫だね」
いつでも来て貰っても
大丈夫な状態にして
昨日…はベッドにしていた
ソファに大量にファブリーズをして
その上にレーコップで
奥さんが吸いまくって居たので
そこで…したとは…言え…
ちゃんと…上にシーツは掛けてたんだから
そこまで…気にしなくても…とは
俺も思ったんだが…敢えて言わなかったが
「昨日は…あれだけ
ここで愛し合ったんだもんな。
ここに…座って貰うのは…
何となく…気が引けて…しまうな」
そう言って来る旦那さんの顔は
全然気が引けて無さそうに見えるのは
私の気の所為だろう…か
ピンポーンと玄関の
インターフォンが鳴って
どうやら杏寿郎の両親が
先に到着した様で
杏寿郎が2人をこっちに
案内をして来る間に
奏寿郎を抱っこして
リビングで一緒いお出迎えをした
「すいません、今日は
お越しいただきまして、
ありがとうございました…」
「お邪魔させて貰うよ、みくりさん」
そう槇寿郎が言って