第129章 ただいま。3人の家。 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
お風呂から上がると
杏寿郎が私の髪の毛を乾かしてくれて
こっちが肌を整えた後に
さっき夕飯の後に
ガラスのポットで淹れて置いた
残りの母乳用のハーブティーで一息ついて
落ち着いた頃に丁度…
奏寿郎がお風呂をしてから
1時間が経つから
この授乳の時は…泣いて無くても
こっちから授乳をして水分補給をさせて
ベビーベッドに寝かせる時間を
毎日同じ時間になる様にしている
奏寿郎が寝始めた頃に
杏寿郎が遅れてベッドルームに来て
声には出さずに
奏寿郎はどうだ?と尋ねて来て
「奏寿郎…、ウトウトし始めたよ」
私が抱いてトントンしている
奏寿郎の顔を覗き込んで来て
「俺にも…させてくれないか?」
「じゃあ、奏寿郎…お願いします」
こっちが寝かしつけて居たら
自分もしたいと杏寿郎が
申し出て来たので
杏寿郎の腕に奏寿郎を抱かせると
初めてながらに
抱っこして自分の身体を揺すりながら
トントン…と優しく奏寿郎の背中を
しばらく叩いていると
そのまま すやすやと
奏寿郎は眠り始めてしまったので
「杏寿郎…、奏寿郎、寝たみたい」
「ああ、可愛らしいな…、奏寿郎は」
奏寿郎が眠った後も
しばらく自分の腕の中にある
その小さな寝顔を眺めていて
そっと起こさない様にしながら
ベビーベッドに奏寿郎を降ろすと
ベッドルームの明りを暗くして
2人でベッドルームから
リビングへと戻った
「さて、奥さん…。
お待ちかねの夫婦の時間だな?
とりあえず…湯船に浸かるか?」
リビングに戻って気が付いたけど
私が先に上に行っている間に
杏寿郎がリビングのソファを
ベッドのスタイルにしてくれていて
ボックスシーツも掛けてくれていたから
ここで… 湯船に浸かった後は…と
あれこれと想像してしまって
じんわり…とそうする前から
身体が期待で 潤って来るのを感じる
「パジャマ…脱がすか?」
「えっ、ここで…なの?杏寿郎」
「良いだろ?別に。
俺と奥さんしか居ないんだぞ?
それに、ここは俺達の家だろう?」
確かに もう 奏寿郎は上で寝ているし
この家は私達が借りてる家だから
お風呂に入りなおすからって
脱衣場の所で脱がないとダメって言う
そんな決まりは ない…んだけど…
「奥さん…、昨日は…
あっちの離れだったから…
奥さんも思い切り喘げ無かっただろ?」