第129章 ただいま。3人の家。 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「うん、そろそろ杏寿郎が
呼んでくれる頃かなって」
バスルームの中から
こっちに杏寿郎が手を伸ばして来て
抱っこしている奏寿郎の
オムツを外して杏寿郎に
奏寿郎をお願いして
洗って貰ってる間
湯上り用の大判のバスタオルが
おくるみに出来るように
半分に折って 真四角にして
お風呂場の前でお声が
中から掛かるのを待機して待つ
奏寿郎を受け取ったら
リビングの畳の所に
着替えとかベビーローションとか
湯上りのお世話に必要な物を
使いやすい様に置いてあるから
抱っこしてそのまま
リビングの畳の所に行く感じで
イメージトレーニングはして置いた
みくりが脳内でそのイメージを
もう一回おさらいをして
一通りに流れを確認して
ちょっとした頃に中から
杏寿郎が洗えたと声を掛けて来てくれて
バスルームのドアを開けて
自分の腕に大判のバスタオルを
巻いて奏寿郎を受け取って
バスタオルで包むとリビングへ移動した
やる場所が片山の家の離れなのか
二田の自分達の家なのかの
その違いがあるだけで
段取りとしては場所が違うだけで
全く同じ流れなので混乱も無く
無事にこっちの二田のお家でも
奏寿郎のお風呂を済ませる事が出来て
奏寿郎の着替えが済んだ頃に
杏寿郎も上がって来て
こっちに水を飲みに来ていたから
「杏寿郎。それ飲んだから、
杏寿郎も、こっち来てよ。
杏寿郎の髪の毛も。乾かしてあげる」
水のグラスを持ったまま
飲みながら杏寿郎がこっちに来て
畳の小上がりになっている部分の
端の部分にベンチの様に腰を掛けたので
後ろから杏寿郎の髪の毛に
ダイソンのドライヤーを掛けて
クセのある髪を乾かして行く
「はい、乾いたよ?杏寿郎」
「ああ、ありがとう。奥さん。
後は、俺が奏寿郎を見てるから
奥さんも、今の間に
風呂に行って来るといい」
「うん、ありがとう。そうさせて貰うね」
お風呂の後は赤ちゃんに
負担がかかるから
1時間は授乳を避ける方が良いので
私が…その間の時間にお風呂に入れば
丁度上がる頃に1時間が経っていて
奏寿郎に授乳をして寝かしつけが出来るので
あっちの家の離れに居た時から
この流れが定番化している
杏寿郎に奏寿郎をお任せして
髪の毛と顔と身体を洗って
湯船に浸かりながら
ピーリングジェルで顔をマッサージする